ビジネス国語

誤解のメカニズム
なぜ名探偵コナンの決め台詞はテレビ版と劇場版で違うのか?

某知恵袋の“ベストアンサー” トートロジー。同語反復、同義語反復ともいいます。 「雨の降る日は天気が悪い」 「力とはパワーだ」 のように、一見「A=B」と言っているようで実は「A=A」しか語っていない文のことです。 「今 […]

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ビジネス文書の三要素

「社員の文章力を上げたい。でも何をすればいいのかわからない」 人事部の方から研修のお問い合わせをいただくとき、よく聞く言葉です。 (学校の先生や親御さんからは「子どもの国語力を上げたい。でも何をすればいいのかわからない」 […]

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新しい動画をアップしました!【オンライン研修実況中継】

私のYouTubeには【ビジネススキル】の動画と【大学入試】の動画があります。 (チャンネルを分けろって話もありますが・・・) 久しぶりに【ビジネススキル】の動画をアップしました。   オンライン研修の1場面で […]

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「なぜなら〜」が不自然? PREPが成り立たないケース

ロジカルライティングで必ず教わるPREP(Point, Reason, Example, Point)。 報連相やビジネス文書では「説明の基本形」とされているんですが・・・ という声も多いんですね。 今日はそんなモヤモヤ […]

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キャッチコピーを頑張りすぎると「何者か」がわからなくなる

講師や著者、インストラクター、コンサルタントなど「個人の名前」で仕事をする人たちは キャッチコピー的な自己紹介をすることがありますよね。 「◯◯の売上3年連続日本一」とか 「日本で唯一の△△職人」みたいな。   […]

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誤解のメカニズム
「官僚のレトリック」2010年の本を2022年に読むタイムマシン的面白さ

『官僚のレトリック』原英史 新潮社 出版は2010年ですが・・・ 2022年のいま読むと3倍面白い本です。 内容は、 公務員制度改革をめぐる政府と霞が関の攻防。 第一次安倍内閣(2006-2007)が着手し、民主党鳩山内 […]

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【ブーメランを投げ返せ】「おまえは論理的じゃない!」「あなたこそ定義があいまいだ!」

「上司に『論理的じゃない』とよく叱られるんですぅ・・・」 よくいただくご相談です。 でも、これにアドバイスするのって難しいんですよ。 「論理的じゃない」というのが何を指すのかが、人によってバラバラなので。 人によって、ケ […]

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誤解のメカニズム
【頭痛が痛い】「ご紹介した製品について、ご紹介させてください」に潜む現場と上司の認識ギャップ

「本日ご紹介した製品について、改めてご紹介させていただきたく存じます」 本日紹介したのは・・・何だったの?   「意味はわかるけどイケてない文」に見られる原因で一番多いのが 言葉のダブリです。 「頭痛が痛い」「 […]

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【大谷選手で再注目】マンダラチャートを活用するコツは◯◯と△△の区別にある件

大谷翔平選手の活躍で再び注目されているツールが、マンダラチャート。 3×3の9マスがさらに3×3の9セット並んでいる、アレです。   高校時代の大谷選手は 中央に「ドラ1 8球団」という大目標を書き、 その周囲 […]

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【アンガーマネジメント】理不尽に怒られたときでも平穏な心でいられる考え方

怒っている人というのは、 何かを恐れている人です。   強いからでもなければ、悪い人だからでもなく、 何かを恐れているから。   自分が怒られたら、 自分を責めるのではなく、相手を責めるのでもなく、 […]

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【PREPに体言止めはNG】仕事のメモは過去形と現在形を区別して書こう

向上「させた」の? 「させたい」の? 「今月の目標」という項目に 「成約率を向上」と書いたら、「向上させたい」という希望であることはわかります。   でも「先月の振り返り」という項目で 「成約率を向上」と書くと […]

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【いきなり◯◯】不要な前置きをを書く「癖」をやめてみると、エッジの立った文章になる件

文章を書くときの「癖」って、ありますね。 私が添削をしていてよく目にするのは、「前置きを書いてしまう癖」です。   本題はエッジの立った内容なのに、そのまえに 「◯◯というと、みなさんは何を思い浮かべますか?」 […]

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【塩対応でOK】「職場での雑談が苦手で人間関係をうまく作れない」という悩みが丸ごと錯覚である件

「職場での雑談が苦手」というご相談を受けました。 「会話が弾まないので、『この人なら仕事を任せたい』という信頼を得られないんじゃないか」とも。 あー、わかる(笑) 私も雑談は苦手です。仲のいい人と冗談言い合うのは好きなん […]

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【結局何食べたいの?】「暑いので、冷やし中華じゃないですけど、何か冷たいのがいいですね」という口癖

「〜ではないですけど」という口癖の人って、気になります。 「休日は、家族サービスではないですけど、みんなでドライブとか行きます」 それ、家族サービスですよね? 「うちの会社、ミスすると始末書じゃないですけど、一筆書かされ […]

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【文体比較】元の原稿と小学生新聞に載った完成版が「劇的ビフォー・アフター」だった件

朝日小学生新聞の連載「楽しく発表 プレゼンハッピー」がLINE NEWSに掲載されました。 小学生新聞の編集部はすごいですね。 子ども向けの文体に見事にリライトしてくれるんですよ。 今回掲載された記事と、元の原稿を比較し […]

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【稼げる国語力】「六大学の一番上を目指します!」「それって何大学のこと?」

回りくどい言い方をする人は嫌いです。 「君、どこ受けるの?」 「えっと、あの、六大学の・・・一番上です」 Wikipedia「東京六大学」 偏差値とかの括りじゃないんですね。野球連盟なんだ(調べて初めて知りました) 早稲 […]

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【いつもお世話に・・・】メールには宛名と挨拶を書くのにLINEに書かないのはなぜ?

メールに「お世話になっております”」と書くべきか否か。 ときどき議論になります。 実は私もここ1年くらい、メールを雑に返しているんですよ。 「イラスト確認しました。OKです」 これだけ。 怒られたらやめようと思っています […]

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【古文文法じゃないよ】「女子のめんどくささ」の正体が「疑問形の二重の用法」だったりする件

コミュニケーションの研修で必ず話すのが 「疑問形には『質問』と『反語』の2つがある」 という話です。 反語というのは、疑問形を使って否定する話し方です。 「そんなことあるだろうか?(いや、あるわけない)」 学校では古文の […]

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【6÷2を引き算で説明せよ】「できる人」にはわからない、答えられない人の理屈

こんな記事がありました↓ 「6÷2を引き算で考えてみてください」がイメージできないワケ https://gentosha-go.com/articles/-/33394 これ、うまく答えられない人は多いと思います。 それ […]

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【脱・コピー音痴】表現力を磨くヒントは「翻訳」にあったかもしれない件

誰でも得意なこと、苦手なことというのはあるものです。 私の「鬼門」はネーミングとコピーセンス。 本の目次(各ページの見出し)すら、どう決めていいのかわかりません。 それで昔、宣伝会議のコピーライター養成講座に行ったんです […]

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