宿題代行?いいじゃないですか!
夏休みが終わりましたね!!
おととしの夏くらいから
ネットで夏休みの宿題が売買されていることが話題となっていました。
なんて便利な時代だ!
宿題大好きな小学生諸君!!
好きなだけ感想文書きまくって、
作品も作りまくって、
いろんな自由研究を同時進行して、
お小遣いを稼ぐチャンスだぞ!!
実は私も、学習塾で働いていたとき、アルバイト大学生のレポートを代行したことがあります。
1本5千円~3万円で。
(あれ? こういうのって時効あります?
てか、何か法に触れてます?
この話、続けて大丈夫ですか?)
当人はピンチを切り抜け、
私はちょっとした小遣い稼ぎになり、
塾としては大学生講師が生徒のフォローに専念できるのは大変助かる。
「三方良し」(笑)
自分が学生の頃は大嫌いだったレポートですが、
なぜか他人のレポートだと創造的になれるんですよ(笑)
経済学部とか日本文学科とか、いろんな専攻のテーマを持ち込まれて、
ずいぶん勉強になりました。
(徒然草に関する斬新な考察が教授にベタ褒めされてしまい、次からどうしよう? なんて依頼人と慌てたこともありました)
専門外のことを大急ぎで学んで、
門外漢の切り口でアウトプットする
という訓練は、
代ゼミ講師になったときも
公務員試験業界に参入したときも
初めてビジネス書を書いたときも
企業研修業界に転身したいまも
本当に役立っています。
宿題代行、いいじゃないですか!!
業者はさておき、小中学生はどんどんやるべきです。
大人の真似ごとでお小遣いをもらう「なんちゃってアルバイト」とも違います。
自分の好きなことを全力でやってお金になる。
これからの時代の生き方そのものです。
と思っていたら、
文部科学省がメルカリ、ヤフー、楽天の3社に
「夏休みの宿題の出品禁止」の合意をさせたとのニュース。
うーん、ここは是非とも
「子どもがやったものは可」
という例外規定くらいつけてほしいところですが。。。

ビジネス書・受験参考書著者
株式会社キャリア・サポート・セミナー顧問講師
「ビジネス書著者のロジック✕予備校講師のわかりやすさ」を武器とする企業研修講師。
若手社員〜管理職の問題解決トレーニングのほか、広報・セールスライティングのコンサルティング、プロの著者を対象とした文章指導など幅広く活動。
公開セミナーでは満席御礼を連発し、「受講翌日に契約が取れた」「職場の人間関係が改善できた」「笑いと学びが濃密で3時間まったく飽きない」などの評価を得るほか、セミナーの内容をまとめたビジネス書『ミニマル思考 世界一単純な問題解決のルール』は韓国、台湾でも翻訳出版される。
代々木ゼミナール講師時代、ロジカルシンキングを高校生向けにアレンジした参考書『何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55』を出版。発売から6年連続Amazonカテゴリ1位、シリーズ累計20万部を超えるヒットとなり、2013年から2014年までNHK Eテレ「テストの花道」に小論文の先生として出演する。
1969年、青森県生まれ。東北大学大学院文学研究科修士課程修了(認知心理学専攻)。