2人の子どもたちと話していて、
彼らの「問い方の違い」に気づきました。
7歳の娘はいつもこんなことを聞いてきます。
「パパが一番好きな◯◯は何?」
「パパが小学校のときにやった失敗は何?」
「パパが子どものころ怖かったオバケは何?」
いつも「What?」を聞いてくるんです。
一方、4歳の息子はこうです。
「どうしてマンモスは絶滅したの?」
「どうしてヒーローは5人なの?」
「どうしてスズメは電線にとまっててもビリビリってなんないの?」
いつも「Why?」なんです。
たまたまの個性なのか、男女の違いなのかわかりませんが、
人間には「What?」に興味を持つタイプと「Why?」に興味を持つタイプがいるのかもしれません。
そう考えると、夏休みの自由研究なんてものも
虫でも貝でもいろいろ収集する系と
実験で原因を突き止める系に分かれるものなのかもしれません。
実を言うと、
私自身が実験系の心理学出身で「Why?」をやってきたもので、
「モノを集めるだけじゃ研究じゃねーだろ」と思っていたのですが、
自分の子どもたちを見ていたら・・・「どっちもあり」ですね(笑)
ちょっと前にネットで話題になった、こんなコピペを思い出しました。
物理学徒「ここがこうなってああなって」
数学徒「まって論理飛んでね?」
物理学徒「いや、ここは議論したいとこじゃなくて」
数学徒「いや、ここ飛ばすとその後の議論すべて意味ないやろ」
物理学徒「いや、大事なのは物理をどう捉えるかであって」
工学徒「動きました」
<メルマガ【ミニマル思考カフェ】2019.8.25 Vol.0362>
「ビジネス国語」によって職場の諸問題を解決する研修講師。
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされたのをきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢される。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーに。
その後、所属予備校が業界最大手から陥落し全国の校舎を閉鎖、自身もリストラされる怒涛の数年間を経験。意思疎通のエラーで混乱していく組織を詳細に観察し「ビジネス国語」を体系化する。独立後は社会人教育に転身し、大手企業の社員研修に多数登壇。受講者との軽妙なやり取りは「研修というより、めちゃくちゃ役に立つエンタメ」と評される。
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