こんなご質問(ご相談?)を受けました。
「働き方改革の一環で、
ファイルを探しやすくするために
フォルダの構造を作り直したいんですけど、
なかなか行動に移せないんです。
やる気の問題かなとも思ったんですけど、
気分とか心のせいにしちゃいけないんですよね?」
いい質問ですね!
「やる気の問題にしちゃいけない」と気づいている時点で
ミニマル思考が身についていますね。素晴らしい。
「役に立つ」とはわかっていても、
重い腰が上がらないことってありますよね。
理由の一つは、どのくらい役に立つのかが目に見えないから。
現時点でファイルを探すのに何秒あるいは何分かかっているのか測
「フォルダを作り直して何秒効率化できる」
それでは「
それでは「やる気」が出ないのもしかたない。人間だもの。
まずは、
せっかくなので、記録に挑戦してみましょうか♪
見つけるのに時間がかかるファイル、
時間がかかるファイルの場所には特徴があるはずです。
ここまでくると、攻略のツボが見えてきません?
パソコンの中の一部だけ、変えてみましょう♪
またストップウォッチで測りましょう♪
タイムが縮まりました?
じゃあ他のフォルダにも横展開しましょう♪
タイムが変わらない? むしろ伸びた?
ツボを見誤ったようです。いきなり全部を変更しなくてよかった☆
もう一度、時間のかかるファイル探しの手順を整理しましょう。
今度こそ、攻略のツボが・・・(以下、くり返し)
ほーら、フォルダ構造の改善が
ゲームみたいになってきたでしょ?
タイムが縮むと、快感でしょ? 面白いでしょ?
役に立つ立たない関係なく、やめられなくなるでしょ?
ほーら、
「自分のやる気を奮い立たせよう!」なんて努力は
もう必要なさそうですね。

合同会社ロジカルライティング研究室 代表
ベストセラー参考書「小論文のオキテ55」シリーズ著者
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされた敗北感をきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢され、NHKの教育バラエティ「テストの花道」にも出演。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーとなる。
現在は社会人教育に転身し、製造、IT、建設、エネルギー業界を中心に大手企業60社以上の社員教育に携わる。「受講した翌日、契約が取れた」「険悪だったリームの雰囲気が変わった」など即効性のあるノウハウが支持される。
「世のつまらねえ研修を撲滅し、楽しく学べて役に立つ魔法に変える」がモットー。