代ゼミ時代、講師の待遇を決める大きな要素に

生徒によるアンケートがありました。

 

「授業はわかりやすいか」
「講師に親しみを感じるか」
「講師に熱意を感じるか」など、

いくつかの項目を5段階で評価するものです。

 

ただ、この方式には問題があって、

人気の度合いはわかるものの、

その授業に「効果」があるかどうかはわからないんですよね。

 

 

一方、

人気投票ではなく合格率を評価しようとすると、

またちょっと問題が。

 

一般入試は英数国社理の合計点で決まるため、

どの講師がどれくらい貢献したのか、わかりにくいんです。

(その点、小論文は単独で課す大学が多く、貢献度がわかりやすい唯一の科目でした)

 

しかも元々得意だった科目なのか、講師によって伸びた科目なのかを区別する必要もあります。

 

「成果」で講師を評価するのって、複雑で難しいんですよ。

 

 

いま思えば、

アンケートなんて1問でよかったんですけどね。

 

 

受験が終わってから、

 

 

 

「この授業は合格の役に立ちましたか?」

 

 

 

 

企業の研修担当の方とも「研修の成果をどう測るか」がよく話題になるのですが、

受講後のアンケートよりも、

たとえば「1年後」とか「資格試験の後」とかに

 

「この研修は◯◯の役に立ちましたか?」

 

と聞いてみるのが一番手っ取り早いかもしれません。

 

 

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