【校閲ガールとの闘い】指摘されるままに直すより、もっと上を行く表現をひねり出してこそ著者であると思う件
改訂版「小論文のオキテ55」は
校閲から厳しいツッコミを受けまくっている最中です。
(ちなみに、表記を直すのが校正、内容をチェックするのが校閲です)
私の場合、「表現が不適切」「クレームが来そうです」と言われることが多いんですが(笑)
今回の校閲、厳しいなあ細かいなあと思ったら、
鴎来堂さんでした。
ドラマ「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」のモデルになった
校正・校閲専門の会社です。
https://www.advertimes.com/20161110/article238064/
校閲に言われたので直しました、だとつまらなくなるんですね。
校閲に「こう直すべきでは?」と言われた、その上をいく(笑)
「正しさ」に責任を持つのが校閲なら
「読みやすさ、面白さ」に責任を持つのが著者ですから。
直すと語呂が悪くなる部分を全然ちがう表現に変えたり、
指摘された箇所ではない部分を差し替えるとピタッとはまったり。
毎回、新しいパズルを出題されているみたいです。
<メルマガ【ミニマル思考カフェ】2020.4.7 Vol.0588>

シリーズ累計25万部のベストセラー参考書「何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55」の著者。代々木ゼミナール小論文講師を経て、現在は文章力トレーニングの専門家として大手企業の社員研修に多数登壇。合同会社ロジカルライティング研究室代表。