来年以降、
医学部を受験する層に変化が起きそうです。
本気で医療を志す受験生の割合が増えそうですね。
「医学部受ける子って医療を志してるんでしょ?」
いえいえ、そうでもないんです。
「成績トップだから、医学部」
「親が開業医だから、医学部」
「儲かる職業だから、医学部」
そういう子も多いんです。
私は・・・彼らとはちょっと馬が合わない(笑)
もちろん開業医の子にも、いい子はたくさんいるんですよ。
でもときどき、どうも好きになれない生徒がいるんです。
「お金払ってるんだから、代わりに志望理由書いてよ」
「全国模試3位ですけど、何か?」
こういうタイプは正直あんまり応援したくない(笑)
これまで医学部向けの参考書の話も何度かあったんですが、
こういう「世の中舐めてる層」を読者にする気になれなくて、実現しなかったんです。
ところが、
新型コロナで医療現場が大変なことになると、
この「舐めた医学部受験者」はだいぶ減ると思うんですよ。
人類の危機に立ち向かう気概のある子が増えると思います。
私立の入試も大きく変わるでしょう。
下駄を履かせる余地のある
「医師の心構えとは」みたいな曖昧な問題を出している場合じゃありません。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200119-00024319-gonline-bus_all
人類に貢献する志があって、
かつ危機に対応する能力のある子を選別するために
入試に工夫を凝らしてくると予想されます。
そう考えたら、
コロナ以降の医学部受験生を応援するのは
価値のあることになりそうです。
<メルマガ【ミニマル思考カフェ】2020.4.6 Vol.0587>
「ビジネス国語」によって職場の諸問題を解決する研修講師。
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされたのをきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢される。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーに。
その後、所属予備校が業界最大手から陥落し全国の校舎を閉鎖、自身もリストラされる怒涛の数年間を経験。意思疎通のエラーで混乱していく組織を詳細に観察し「ビジネス国語」を体系化する。独立後は社会人教育に転身し、大手企業の社員研修に多数登壇。受講者との軽妙なやり取りは「研修というより、めちゃくちゃ役に立つエンタメ」と評される。
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