本を読んだとき、

自分の理解が正しいのか違うのか、深いのか浅いのかは

自分ではわかりません。

 

かといって先生から「こうです」と教えられても、

「はあ、そうですか」といまいち響きません。

 

一番いいのは

仲間の解釈と比べてみることです。

 

大学時代、「心理学講読」という授業がありました。

心理学の英語の本を読むという、ただそれだけの授業です。

順番に担当するページが割り当てられ、自分の担当分のレジュメを配って発表します。

 

日本語訳を棒読みして終わる人もいるんですが、中には

その著者の他の本との関連を指摘したり、本から離れて日常生活での例を挙げたり、めっちゃ分かりやすい図にしてくれたり、

「そこまで読むの!?」「そんな伝え方があるのか!」と賢い同級生たちから刺激を受けたものです。

(あの授業がなかったら、国語の先生にはなってなかったと思います)

 

よく「読解力を伸ばすにはどうすればいいでしょう?」と聞かれるのですが、

一人で読むテクニックをいくら覚えてもダメなんです。

仲間とアウトプットし合いましょう。

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