映画「竜とそばかすの姫」を観てきました。
「オキテPRO」の編集者からチケットをいただいたので。
(KADOKAWAから本を出していると、こんな特典もあります・笑)
テレビのCM以外に事前情報ゼロで行ったんですが、
正直、あまり期待していなかったんですよ。
「仮想空間って、『サマーウォーズ』と同じじゃね? まさか焼き直し?」
「竜とそばかすの姫」予告編
「サマーウォーズ4DX」予告編
でもね、観たら、圧巻でした。
下の子(1年生)が
「バケモノの子、サマーウォーズ、竜とそばかすの姫。名作には・・・クジラが出てくる!」と、
さも大発見したかのように語っていました。彼の中でも「名作」にカウントされたようです。
CMだけ見て「竜とそばかすの姫」を「サマーウォーズ」の焼き直しじゃないかと思ったのは
大きな誤解でした。
「サマーウォーズ」を
「仮想空間というテーマを、信州の大家族で描いた」と解釈したら、
「竜とそばかすの姫」も
「仮想空間というテーマを、高知の女子高生で描いた」になっちゃいます。
これでは表面だけ変えたことになる。
でも逆だったんですね。
「サマーウォーズ」は
「真田vs徳川の上田合戦(1585年)を、仮想空間で再現した」
「竜とそばかすの姫」は
「あの古典的名作を、仮想空間で再構成した」
全然ちがうテーマを、同じような舞台で描いたわけです。
しかも今回、ディズニーを遥かに超えてるぞ!
世界はどんな反応を示すでしょうか??
テーマとモチーフについては、こちらの記事もご覧ください↓
【トイ・ストーリーはおもちゃの話じゃない?】企画がまとまらないときは「テーマ」と「モチーフ」を整理してみよう
<メルマガ【ミニマル思考カフェ】2021.8.18 Vol.1086>
合同会社ロジカルライティング研究室 代表
ベストセラー参考書「小論文のオキテ55」シリーズ著者
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされた敗北感をきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢され、NHKの教育バラエティ「テストの花道」にも出演。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーとなる。
現在は社会人教育に転身し、製造、IT、建設、エネルギー業界を中心に大手企業60社以上の社員教育に携わる。「受講した翌日、契約が取れた」「険悪だったリームの雰囲気が変わった」など即効性のあるノウハウが支持される。
「世のつまらねえ研修を撲滅し、楽しく学べて役に立つ魔法に変える」がモットー。