映画「竜とそばかすの姫」を観てきました。

「オキテPRO」の編集者からチケットをいただいたので。

(KADOKAWAから本を出していると、こんな特典もあります・笑)

 

テレビのCM以外に事前情報ゼロで行ったんですが、

正直、あまり期待していなかったんですよ。

「仮想空間って、『サマーウォーズ』と同じじゃね? まさか焼き直し?」

「竜とそばかすの姫」予告編

「サマーウォーズ4DX」予告編

 

でもね、観たら、圧巻でした。

 

下の子(1年生)が

「バケモノの子、サマーウォーズ、竜とそばかすの姫。名作には・・・クジラが出てくる!」と、

さも大発見したかのように語っていました。彼の中でも「名作」にカウントされたようです。

 

CMだけ見て「竜とそばかすの姫」を「サマーウォーズ」の焼き直しじゃないかと思ったのは

大きな誤解でした。

「サマーウォーズ」を

「仮想空間というテーマを、信州の大家族で描いた」と解釈したら、

「竜とそばかすの姫」も

「仮想空間というテーマを、高知の女子高生で描いた」になっちゃいます。

これでは表面だけ変えたことになる。

 

でも逆だったんですね。

「サマーウォーズ」は

「真田vs徳川の上田合戦(1585年)を、仮想空間で再現した」

「竜とそばかすの姫」は

「あの古典的名作を、仮想空間で再構成した」

 

全然ちがうテーマを、同じような舞台で描いたわけです。

しかも今回、ディズニーを遥かに超えてるぞ!

世界はどんな反応を示すでしょうか??

テーマとモチーフについては、こちらの記事もご覧ください↓

【トイ・ストーリーはおもちゃの話じゃない?】企画がまとまらないときは「テーマ」と「モチーフ」を整理してみよう

 

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