【別解こそ数学の醍醐味】計算カードが遅い子は、他の子とは違う「忍法」を使っているのかもしれない件
計算カードがまるで苦手な下の子(1年生)。
親としては「算数障害」を疑ってしまうこともあります。
そんな子が夕食時に「足す、足す、足す、足すの問題出して」と言い出しました。
「できるの? じゃあ、5+5+5+5+5は?」
「25!」即答です。
「え?なんで分かった? 25+25+25は?」
「75」
「すごいね。2+2+2+2+2+2+2+2は?」
「16」
「どうやって計算した?」
「えっとね、8の分身ができるじゃん? だから忍法使ったの」
・・・説明が意味不明です。
「4+4+4は?」
「ちょっとまってね。4たす4で8だから・・・8たす4・・・えー?8たす4、8たす4、8たす4、・・・・」
式を口でいうと思考停止するようで(笑)
なぜ5+5+5+5+5は即答できるのに8+4がわからない???
かけ算みたいな考え方をしているようですが、
本人は「忍法を発明した」と得意気です。
その日の一行日記
「にんじゃけいさんをした」
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シリーズ累計25万部のベストセラー参考書「何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55」の著者。代々木ゼミナール小論文講師を経て、現在は文章力トレーニングの専門家として大手企業の社員研修に多数登壇。合同会社ロジカルライティング研究室代表。