今週末から実施される大学入学共通テスト。
これまでのセンター試験と比べて一番大きく変わるのが
現代文かもしれません。
記述式の導入は見送られましたが、
その代わり「文章だけでなく図表も含む」「複数の資料が出される」と予想されています。
でも、図表を含む文章というのは
センター試験の英語では毎年出ていた形式ですからね。
文章と合わせて読めばわかる単純な図表しか出ないはずです。
複数の資料が出た場合、
配点の高い最後の問題は
資料同士の関係性から出題されます。
資料1が肯定的で資料2が否定的、とか
資料1が総論で資料2が具体的事例、とか
資料1の内容を比喩として資料2で全然違う話題、とか。
ん?
これは、いつもの現代文の「前半/後半」の構成と似ているじゃないか!
いままでの現代文でも、最後の設問は「後半の位置づけ」がわかったかどうかが問われていました。
そう考えたら、恐れるほどではないですね!
見たことないものが出されたときほど、基本を思い出しましょう。
こちらの動画もご覧ください↓
長くて難しい課題文を読むコツ「要約マトリックス」
<メルマガ【ミニマル思考カフェ】2021.1.12 Vol.0868>
「ビジネス国語」によって職場の諸問題を解決する研修講師。
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされたのをきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢される。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーに。
その後、所属予備校が業界最大手から陥落し全国の校舎を閉鎖、自身もリストラされる怒涛の数年間を経験。意思疎通のエラーで混乱していく組織を詳細に観察し「ビジネス国語」を体系化する。独立後は社会人教育に転身し、大手企業の社員研修に多数登壇。受講者との軽妙なやり取りは「研修というより、めちゃくちゃ役に立つエンタメ」と評される。
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