【共通テスト】形式が大幅変更される現代文も、ちょっと見方を変えれば従来のセンター対策で十分乗り切れる件
今週末から実施される大学入学共通テスト。
これまでのセンター試験と比べて一番大きく変わるのが
現代文かもしれません。
記述式の導入は見送られましたが、
その代わり「文章だけでなく図表も含む」「複数の資料が出される」と予想されています。
でも、図表を含む文章というのは
センター試験の英語では毎年出ていた形式ですからね。
文章と合わせて読めばわかる単純な図表しか出ないはずです。
複数の資料が出た場合、
配点の高い最後の問題は
資料同士の関係性から出題されます。
資料1が肯定的で資料2が否定的、とか
資料1が総論で資料2が具体的事例、とか
資料1の内容を比喩として資料2で全然違う話題、とか。
ん?
これは、いつもの現代文の「前半/後半」の構成と似ているじゃないか!
いままでの現代文でも、最後の設問は「後半の位置づけ」がわかったかどうかが問われていました。
そう考えたら、恐れるほどではないですね!
見たことないものが出されたときほど、基本を思い出しましょう。
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長くて難しい課題文を読むコツ「要約マトリックス」
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シリーズ累計25万部のベストセラー参考書「何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55」の著者。代々木ゼミナール小論文講師を経て、現在は企業研修講師としてビジネスパーソンにロジカルシンキング、ロジカルライティングを指導。合同会社ロジカルライティング研究室代表。