メルパルク仙台の「トンデモ結婚式」が話題です。
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1907/09/news115.html
何から何まで事前の約束を反故にされ、
というか「結婚式のあたりまえ」まで反故にされた感がありますね。
現場のやっつけ仕事を放置するとこうなる、という恐ろしい見本になりました。
おそらく従業員のみなさん、結婚式に興味がないんだと思います。
メルパルク・・・もともと郵政公社の福利厚生施設ですからね。
公務員として郵便局員になったら民営化されてしまった、とか
郵便業務が好きだったのにホテル業に回された、とか
ホテル業やる気満々で入社したのに、上司が天下りおじさんばかりだった、とか
いろいろご事情はあるかもしれませんが、
好きじゃない仕事なら、さっさと辞めるべきでした。
その方が自分の適性を活かせる仕事に出会えるでしょうし、
もっとやる気がある人に機会を与えることにもなります。
月々の給料のために向かない仕事にしがみついて
自分の将来も、もっと向いている人のチャンスも潰している。
仕事と人のマッチングが、ボタンのかけ違いのようになっているのが日本社会です。
そんな、どこにでもある歪みが
たまたま何人分も同じ日に重なって、
惑星直列というか
ロイヤルストレートフラッシュみたいになっちゃったのが
今回のメルパルク事件なのかもしれません。
<メルマガ【ミニマル思考カフェ】2019.7.11 Vol.0317>
「ビジネス国語」によって職場の諸問題を解決する研修講師。
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされたのをきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢される。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーに。
その後、所属予備校が業界最大手から陥落し全国の校舎を閉鎖、自身もリストラされる怒涛の数年間を経験。意思疎通のエラーで混乱していく組織を詳細に観察し「ビジネス国語」を体系化する。独立後は社会人教育に転身し、大手企業の社員研修に多数登壇。受講者との軽妙なやり取りは「研修というより、めちゃくちゃ役に立つエンタメ」と評される。
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