「政治家は食べながらじゃないと会議できないのか?」
という世間の批判がありますが、
もしかしたら、おじさんたちが集まっているのは「会議」ではないのかもしれません。
男の世界では、会食がマウンティングに使われることがあります。
「ごちそうになる=借りができる=相手の支配下に入る」という、サル山みたいな構図です。
現金なら返せばチャラですが、
食べちゃったという事実は取り消せませんから。
予備校時代、新人の講師が入ってくると
腹黒い先輩たちが高級店やキャバクラに連れて行っては
「子分」として取り込んでいました。
そうしておかないと若手に下剋上されるので(笑)
そう考えると、偉い人たちの「会食」も
招く/招かれるの時点ですでに結論は決まっていて、
「あ、食べたな? じゃあこの件には賛成だよな?」「はい。。。」
という踏み絵をやっているのかもしれません。
<メルマガ【ミニマル思考カフェ】2021.1.28 Vol.0884>
「ビジネス国語」によって職場の諸問題を解決する研修講師。
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされたのをきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢される。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーに。
その後、所属予備校が業界最大手から陥落し全国の校舎を閉鎖、自身もリストラされる怒涛の数年間を経験。意思疎通のエラーで混乱していく組織を詳細に観察し「ビジネス国語」を体系化する。独立後は社会人教育に転身し、大手企業の社員研修に多数登壇。受講者との軽妙なやり取りは「研修というより、めちゃくちゃ役に立つエンタメ」と評される。
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