【サル山理論】偉い人の会食は「食べながら会議」ではなく「食べさせることが目的」なんじゃないか仮説
「政治家は食べながらじゃないと会議できないのか?」
という世間の批判がありますが、
もしかしたら、おじさんたちが集まっているのは「会議」ではないのかもしれません。
男の世界では、会食がマウンティングに使われることがあります。
「ごちそうになる=借りができる=相手の支配下に入る」という、サル山みたいな構図です。
現金なら返せばチャラですが、
食べちゃったという事実は取り消せませんから。
予備校時代、新人の講師が入ってくると
腹黒い先輩たちが高級店やキャバクラに連れて行っては
「子分」として取り込んでいました。
そうしておかないと若手に下剋上されるので(笑)
そう考えると、偉い人たちの「会食」も
招く/招かれるの時点ですでに結論は決まっていて、
「あ、食べたな? じゃあこの件には賛成だよな?」「はい。。。」
という踏み絵をやっているのかもしれません。
<メルマガ【ミニマル思考カフェ】2021.1.28 Vol.0884>

シリーズ累計25万部のベストセラー参考書「何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55」の著者。代々木ゼミナール小論文講師を経て、現在は文章力トレーニングの専門家として大手企業の社員研修に多数登壇。合同会社ロジカルライティング研究室代表。