民間企業のロジカルライティング研修と比べたら、予備校の小論文が周回遅れに見えてしまう件
おかげさまで
YouTube予備校の動画、
1週間で再生回数2500回を超えました!
YouTube予備校「たった20分で小論文が書けるようになる動画」
ここだけの話、
民間企業でやっているロジカルライティング研修と
同じネタ、同じスライドなんですけどね(笑)
大学受験の小論文指導として
文章の「書き方」を教える人は多いんです。
「最初に結論を書いて、
次に理由を述べて、
その次に具体例を書いて・・・」みたいに。
でも、それだけだと
原稿用紙に答案書けるようにはならないんですよ。。。
なぜかというと、
「最初に結論を」とか言っている時点で
「すでに結論を持っている」という前提ですから。
でも実際、小論文で出題されるのは
未解決の社会問題が
予想外の切り口で示されるわけで、
これから結論を作らなきゃいけないんです。
用意してきた持論を書くのとは違う思考回路が必要になるんです。
ロジカルライティングには
「すでにある情報を整理する」書き方と
「新たな解決策を導き出す」書き方という
2つのベクトルがあります。
世の中の小論文指導の95%は
前者の「すでにわかっていることを整理する文章」なんですよ。
(公務員試験予備校の「模範解答」も、行政のHPなんかに載っている内容の寄せ集めなので、このタイプです)
後者の「新たな解決策を導き出す文章」。
民間企業のロジカルライティング研修では普通にやっているんですが、
そこから予備校業界を見渡すと、
びっくりするくらいの周回遅れに見えてしまいます。
YouTube予備校「たった20分で小論文が書けるようになる動画」

シリーズ累計25万部のベストセラー参考書「何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55」の著者。代々木ゼミナール小論文講師を経て、現在は企業研修講師としてビジネスパーソンにロジカルシンキング、ロジカルライティングを指導。合同会社ロジカルライティング研究室代表。