12月17日のKADOKAWAビジネスセミナー
「大人の小論文講座」にお申し込みいただいたみなさんに
【宿題】を出しました。
「あなたの仕事、専門分野、趣味などを1つ挙げ、
その価値を他人に伝える文章を書いて下さい」
この宿題、何をどう書けばいいかお悩みの方もいると思うので、
ヒントとしてこのブログの過去記事をいくつかご紹介していきたいと思います。
今回はとりあえず2本。
「この店のパスタ大好き!」と主観で話してしまう癖を直す、シンプルな習慣
文章、というより言葉で説明するときの基本の話です。
子どもの説明と大人の説明の一番の違いは、それが主観か客観かという点なんですよね。
2017年のちょっと古い記事ですが。
この頃「著者のための文章講座」というのをやっていて、専門家が一般向けに情報発信しようとするときやってしまいがちなミスについて書いています。
書かれた文章を直してもあまり意味がないんです。一番価値のある情報ほど書き忘れているものなので。
書いてみて「なんか、ありきたりだなあ」と思ったら、読み手が一番食いつくはずの情報が抜けていないか確かめてみましょう。
「たとえば」の使い方を間違えると、わかりやすく噛み砕いたつもりが逆効果になってしまうという話です。
そういえば学校の国語で「たとえば」の正しい使い方を教わることってなかった気がします。
是非、参考にしてみてください!!

合同会社ロジカルライティング研究室 代表
ベストセラー参考書「小論文のオキテ55」シリーズ著者
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされた敗北感をきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢され、NHKの教育バラエティ「テストの花道」にも出演。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーとなる。
現在は社会人教育に転身し、製造、IT、建設、エネルギー業界を中心に大手企業60社以上の社員教育に携わる。「受講した翌日、契約が取れた」「険悪だったリームの雰囲気が変わった」など即効性のあるノウハウが支持される。
「世のつまらねえ研修を撲滅し、楽しく学べて役に立つ魔法に変える」がモットー。