スナックのタンバリンから仕事の「解像度」を考えてみた
年末年始、カラオケを楽しんだ方も多いと思います。
私は、歌わないんですよ。
バンドではギター担当だったので、歌う習慣がなくて(笑)
その代り、タンバリン担当です。
先日、友人たちが常連だというオネエのママ(?)の店に行ったところ、
誰かが米津玄師の「Lemon」を歌い始めました。
あの曲でタンバリンを
チャン。チャン。チャン。チャン。
と四拍子で叩かれるのが嫌なんです。
16ビートを少し弾ませたリズムなので
チャッカ、チャッカ、タンッ、チャッカ、チャッカ、チャー、タン、チャッカ
が正しい。
しかも「チャッカ」の部分はシンバルを押さえてミュート。
だから子ども用の小さいタンバリンの方がコントロールしやすくていいですね。
スナックのカラオケでどこにこだわってんだって話ですが(笑)、
人間、誰しも「解像度の高い分野」というのがあると思います。
普通の人が気づかないところに気づくとか
普通の人がほどほどで済ませるところに我慢がならないとか。
仕事とは関係ない分野のことも多かったりするものですが、
この解像度を仕事に持ち込んだら、どうなるか?
新しいコンテンツに挑戦するとき、よく考えます。
「このテーマを音楽と同じくらいの解像度で捉えているか?」
ここ、みんな気づかないよなあ、とか
ここまでこだわって調べる人もそうそういないだろうなあ、とか
そう思えるレベルにならないと
セミナーも執筆も説得力を持たないので。
あなたの「解像度の高い分野」は何ですか?

シリーズ累計25万部のベストセラー参考書「何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55」の著者。代々木ゼミナール小論文講師を経て、現在は企業研修講師としてビジネスパーソンにロジカルシンキング、ロジカルライティングを指導。合同会社ロジカルライティング研究室代表。