「田んぼアートといえば田舎館村」というブランドも、最初は不格好なモナリザで笑われたところから始まっていた件
昨日は田舎館村の田んぼアートを見に行きました。
青森市から車で約1時間です。
いまでこそ田んぼアートは全国的に見られるようになりましたが、
「田んぼアート」でググってみると・・・
http://bit.ly/2Z3z6tD
数・クオリティともに他を圧倒しているのが田舎館村です。
トリックアート的な完成度が全然違うww
そもそも田んぼアート自体、2001年に田舎館村が始めたものなんですよ。
最初の頃は遠近法もない、シンプルなものでした。
初期の「下ぶくれのモナリザ」は、地元では可愛い笑い話になっています。
田んぼアートの歴史と技術的なタネ明かしは、こちらの記事をどうぞ↓
「青森県田舎館村「田んぼアート」の超絶進化がすごすぎる」https://dailyportalz.jp/kiji/170308198981
19年間の「進化」もすごいんですが、
それ以上に重みを増しているのが「最初に始めたこと」と「19年続けていること」です。
どこもやっていないうちに
遠近法から稲の色、電柱やあぜ道の配置まで
次々出てくる課題を一つずつ解決してきた19年なわけで、
だから新規参入組も簡単には越えられないんですよ。
それに、ググったときに出てくる作品数が違いますからね。
これが「田んぼアート=田舎館村」という「ブランド」です。
ブランディングって、カッコイイことばかりじゃないんですね。
下ぶくれのモナリザで笑われていた時代があったんですよ。
ここ、大事なポイントだと思います。

20万部超のベストセラー参考書「小論文のオキテ55」シリーズの著者。「受験からビジネスまで使える汎用メソッド」として大手企業の社員研修にも多数登壇しています。朝日中高生新聞で「書ける×受かる!小論文」、朝日小学生新聞では「楽しく発表プレゼンハッピー」を連載中。