激辛担々麺の記事を書くとき、
「辛いのが苦手な人でも大丈夫。辛くない担々麺もメニューにあります」
なんて書いてしまうと、刺さらない文章になっちゃいます。
辛い話なの? 辛くない話なの?
辛いのが苦手なら、激辛担々麺の店に入らなきゃいいだけなのに。
こういうときは
「辛さMAXにすると、もうヤバいです!」と振り切った方が
激辛好きの人たちには確実に刺さりますよね。
文章を書くとき、セールストークをするとき、
新規ビジネスを考えるとき、
八方美人やってしまうこと、あります。
失敗したくないという「守り」に入っていることもあれば、
お客さんを総取りしたい、なんて「欲」に駆られることもあると思います。
「保身」と「欲」。
対極に見えますが、どちらも判断をブレさせるノイズです。
この2つと対極にあるのは・・・
「潔さ」ですかね。
嫌われてもいい、損してもいい、失敗してもいい。
そう割り切って勝負に出る。
表現でも商売でも同じかもしれません。
「ビジネス国語」によって職場の諸問題を解決する研修講師。
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされたのをきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢される。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーに。
その後、所属予備校が業界最大手から陥落し全国の校舎を閉鎖、自身もリストラされる怒涛の数年間を経験。意思疎通のエラーで混乱していく組織を詳細に観察し「ビジネス国語」を体系化する。独立後は社会人教育に転身し、大手企業の社員研修に多数登壇。受講者との軽妙なやり取りは「研修というより、めちゃくちゃ役に立つエンタメ」と評される。
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