激辛担々麺の記事を書くとき、
「辛いのが苦手な人でも大丈夫。辛くない担々麺もメニューにあります」
なんて書いてしまうと、刺さらない文章になっちゃいます。
辛い話なの? 辛くない話なの?
辛いのが苦手なら、激辛担々麺の店に入らなきゃいいだけなのに。
こういうときは
「辛さMAXにすると、もうヤバいです!」と振り切った方が
激辛好きの人たちには確実に刺さりますよね。
文章を書くとき、セールストークをするとき、
新規ビジネスを考えるとき、
八方美人やってしまうこと、あります。
失敗したくないという「守り」に入っていることもあれば、
お客さんを総取りしたい、なんて「欲」に駆られることもあると思います。
「保身」と「欲」。
対極に見えますが、どちらも判断をブレさせるノイズです。
この2つと対極にあるのは・・・
「潔さ」ですかね。
嫌われてもいい、損してもいい、失敗してもいい。
そう割り切って勝負に出る。
表現でも商売でも同じかもしれません。

合同会社ロジカルライティング研究室 代表
ベストセラー参考書「小論文のオキテ55」シリーズ著者
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされた敗北感をきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢され、NHKの教育バラエティ「テストの花道」にも出演。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーとなる。
現在は社会人教育に転身し、製造、IT、建設、エネルギー業界を中心に大手企業60社以上の社員教育に携わる。「受講した翌日、契約が取れた」「険悪だったリームの雰囲気が変わった」など即効性のあるノウハウが支持される。
「世のつまらねえ研修を撲滅し、楽しく学べて役に立つ魔法に変える」がモットー。