うちの子たちがどこかのお祭りで新しいヒーローを見てきたそうです。
宮城のご当地ヒーロー、「破牙神ライザー龍」。
これが、「ご当地キャラ」とは思えないクオリティなんですよ!
(歌っているのは宮城県出身の声優、山寺宏一さんです)
東日本大震災のあと、避難所の子どもたちを元気づけるために始まったプロジェクト。
https://ryuproject.com/story/index.html
「破牙神」は「バキシン」と読みます。
縄文の頃から東日本で祀られてきた「アラハバキ(荒脛巾)の神」が由来です。
仙台では「ARABAKI ロックフェス」というイベントが毎年開催されていて、
「バキ=アラハバキ」とすぐ連想できる人は多いんです。
大和朝廷に征服されて、東北でも伊勢神宮や出雲大社の神様が祀られるようになりました。
埼玉の氷川神社はスサノオノミコトを祀っている出雲系の神社ですが、
実はこの場所、もともとはアラハバキを祀っていたそうです。
乗っ取られて摂社あつかいにされたという闇の歴史があるわけで、
氷川神社の神主に「アラハバキ」と耳打ちすると、奥に引っ張っていかれて口止めされるという都市伝説があります。
関東では朝廷に屈してしまったアラハバキですが、
東北では千年の時を経てご当地ヒーローの姿で復活。
いまだに中央への反骨心みたいのが残っているのかもしれません。
合同会社ロジカルライティング研究室 代表
ベストセラー参考書「小論文のオキテ55」シリーズ著者
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされた敗北感をきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢され、NHKの教育バラエティ「テストの花道」にも出演。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーとなる。
現在は社会人教育に転身し、製造、IT、建設、エネルギー業界を中心に大手企業60社以上の社員教育に携わる。「受講した翌日、契約が取れた」「険悪だったリームの雰囲気が変わった」など即効性のあるノウハウが支持される。
「世のつまらねえ研修を撲滅し、楽しく学べて役に立つ魔法に変える」がモットー。