「ピアノがあるから教室に通う」のではなく「教室があるからピアノが売れる」というビジネスモデルだと知った件
上の子が9月のピアノ発表会に出ることになりました。
発表会用の曲が決まったのですが、
家にあるミニキーボードだと鍵盤が足りない!
これはフルサイズの88鍵盤を買わなきゃいけないってことですか?
ピアノを買ったからピアノ教室に通うんじゃなくて、
ピアノ教室が全国にあるからピアノが売れるという仕組みなんですね。
アマゾンで調べたら、電子ピアノは4万円台からありました。
でも先生に相談すると
「キーボードは鍵盤が軽いので、本物のピアノと同じタッチのものがいいですね」
アマゾンではタッチまでわからないなあ。。。
そこで、楽器屋さんに行ってみました。
応対してくれたのはピアノの先生もやっている店員さん。
とりあえず、置いてある電子ピアノ全部弾いてもらいました。
本物のグランドピアノの鍵盤は、押すと「カックン」という感触があって、これがあると「軽やかに弾ける」そうです。
ここまで再現している電子ピアノは18万円以上になります。
メーカーによって音が違うんですよね。
カワイはどの機種も音が「派手」。よく言えば「キラキラ」。
「この辺は好き嫌いが分かれますね」
ヤマハは落ち着いた無難な音。
一番良かったのはローランドの28万円くらいするやつ。
「おー!学校のピアノと同じ音がする!」
同じローランドの18万円は1音1音がバラバラに聞こえるのに
28万円の方は音が溶け合っている感じがします。
ちなみに店頭に置いてあった5万円台のカシオは
音がモコモコしていて論外でした。
結論、やっぱり良いものは高い(笑)
一番いい音を聞いてしまうと、それより下のものは買えなくなってしまいます。
で、そのローランドの28万円に手を出すかどうかなんですが・・・
うちの子はいつまでピアノを続けるんだろう?
発表会の練習もせず、
YouTubeばっかり見てますよ。。。
うちみたいな家庭が
ピアノ買って数年後に
「ピアノ売ってちょーだい♪」のタケモトピアノに電話するのかもしれません。

ビジネス書・受験参考書著者
株式会社キャリア・サポート・セミナー顧問講師
「ビジネス書著者のロジック✕予備校講師のわかりやすさ」を武器とする企業研修講師。
若手社員〜管理職の問題解決トレーニングのほか、広報・セールスライティングのコンサルティング、プロの著者を対象とした文章指導など幅広く活動。
公開セミナーでは満席御礼を連発し、「受講翌日に契約が取れた」「職場の人間関係が改善できた」「笑いと学びが濃密で3時間まったく飽きない」などの評価を得るほか、セミナーの内容をまとめたビジネス書『ミニマル思考 世界一単純な問題解決のルール』は韓国、台湾でも翻訳出版される。
代々木ゼミナール講師時代、ロジカルシンキングを高校生向けにアレンジした参考書『何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55』を出版。発売から6年連続Amazonカテゴリ1位、シリーズ累計20万部を超えるヒットとなり、2013年から2014年までNHK Eテレ「テストの花道」に小論文の先生として出演する。
1969年、青森県生まれ。東北大学大学院文学研究科修士課程修了(認知心理学専攻)。