平成の大合併後も「村」であることに価値がある時代
宮城県内には「村」がほとんどない
という話になりまして。
現在、大衡村(おおひらむら)ただ一村なんですよ。
こうなると逆に気になります。
なぜ大衡村だけは合併しなかったのか?
工業団地があって、トヨタの生産拠点にもなっているからなんですね。
財源と雇用があれば、独立していられるわけです。
では、青森県の村はどうか?
六ケ所村、東通村=原発関連施設がいっぱい
田舎館村=田んぼアートの元祖
西目屋村=世界遺産の白神山地
新郷村=「キリストの墓」
(新郷村HP http://www.vill.shingo.aomori.jp/sight/sight_main/kankou/sight-christ/)
やっぱり、独自の強みを持っているところばかりです。
平成の大合併で強みに欠ける村が淘汰された結果、
これからは
「村であること」に価値がある時代になるのかもしれません。

シリーズ累計25万部のベストセラー参考書「何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55」の著者。代々木ゼミナール小論文講師を経て、現在は企業研修講師としてビジネスパーソンにロジカルシンキング、ロジカルライティングを指導。合同会社ロジカルライティング研究室代表。