レッドオーシャンのフチのあたりにブルーオーシャンが
子どもの頃から、競争が嫌いです。
いや、正確に言うと、
勝てる競争は大好きですが(笑)、
レッドオーシャン(血で血を洗う過当競争)が大嫌いです。
小学校のころは、サッカーをやるときも
激しいボールの奪い合いには絶対近寄らず、
相手チームのゴールのところでキーパーとおしゃべりしていました。
すると、たまにコロコロとボールが転がってくるんですよ。
たまたまそこにいた私がチョコンと蹴って、はい1点。
(小学生なのでオフサイドなんてルールは知りません)
出版を考え始めたときも、
大型書店のビジネス書のコーナーに行くと、
ありとあらゆるテーマの本が洪水のように押し寄せてきて、
「あかん! 無理!」と逃げ出しました。
ところが参考書のコーナーに立ってみると、
「ろくな本がないじゃないか」(笑)
最初からビジネス書に飛び込まなくてよかった!!
レッドオーシャンの周辺に、というかフチのあたりにブルーオーシャンが潜んでいる。
レッドオーシャンを避けると、ブルーオーシャンに気づく。
何で急にこんなことを書いたかというと、
「就活本を書きませんか?」
というオファーをいただいたからなんですね(笑)
就職活動そのものがレッドオーシャンで、
就活本もほぼ出尽くしているレッドオーシャン市場。
うーん、どうしましょうかね?
周辺のブルーオーシャンを探してみましょうか?

シリーズ累計25万部のベストセラー参考書「何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55」の著者。代々木ゼミナール小論文講師を経て、現在は企業研修講師としてビジネスパーソンにロジカルシンキング、ロジカルライティングを指導。合同会社ロジカルライティング研究室代表。