先日、公務員試験の「氷河期枠」をご紹介しました。(こちらの記事です)

 

こういう中途採用枠を受けるときに大事なのが

「非正規コンプレックス」を捨てること。

 

「所詮バイトだから、正社員の人より負けている(メソメソ)」

それ、錯覚ですから!

「正社員か非正規か」なんて、

働いてる人間の価値には関係ないですから!

 

 

学生時代、オーストラリアに一人旅をしました。

飛行機の隣の席にフリーターの女の子がいまして、

いろいろおしゃべりしていたんです。

 

現地に着くと入国カードを書いて出します。

職業欄に、私は「student」。ノープロブレムです。

 

ところがフリーターの女の子、

「part time job」と書いたところ、入国審査で

「で、パートタイムで何の仕事しとんのや?」

としばらく問い詰められていました(笑)

 

パートとかバイトとか派遣というのは

会社との契約の形に過ぎないのであって、

職業そのものを指すんじゃないんですね。

 

ショップの販売員であれば「sales staff」だし、

居酒屋の店員なら「waiter」なわけです。

その仕事を自分の意思で真剣にやっていれば、「プロ」です。

 

自分をどう定義するかという問題です。

「バイトやってました」なのか

「接客業のプロです」なのか。

もちろん「人を喜ばせるプロ」でも「書類やモノを整理するプロ」でもいいですよ。

 

中途採用枠では論文でも面接でも

「これまでの職務経験でどんな問題解決をしてきたか」を聞かれます。

したがって、これまでの経験を自分で整理して

「セールスポイント」として語れるようにしておく必要があります。

(フリーで活躍している人は、これが上手いんです!)

 

「しがない非正規雇用の私」ではなく

「◯◯のプロとしての私」を語りましょう。

 

あなたの人生の価値を決めるのは

会社との契約ではありません。

自分で自分をどう定義するか、その切り口次第です。

 

 

鈴木鋭智のミニ講義動画・再生リストです↓
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出願書類を書く前に、面接関連の動画を一通り見ておくといいですよ!

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