動画アプリ「YouTube Kids」の「かけ算パスワード」。
まだ九九を教わっていない6歳の幼稚園児は
「オセロをタテ×ヨコに並べてひたすら数える」という方式で
かけ算パスワードに挑んでいましたが、
「9×5」が出てきてしまいました。
オセロ盤は8×8しかない!(笑)
そこで、紙に線を描くやり方を教えてみました。
3×4なら、
ヨコ線3本とタテ線4本を引いて、交点を数える。
インド式の計算方法らしいです。
まだ九九は教えないでおきたいんですよ。
オセロ並べたり、線引いたり、指を折って9を5回足したり、
「答えの出し方は何通りもある」
ということを先に教えておきたくて。
私自身、積分の公式を忘れたので、
数列の和を使って近似値を出したことがあります。
もちろん採点はバツでしたが(笑)、
数学のテストと違って現実世界では
近似値まで行けたらOKということも多いじゃないですか。
超進学校の先生やお医者さんには
「発明なんかせずに解き方を暗記しろ」という方も多いのですが、
正統派の、最短コースの解き方を暗記するか
回り道しながら別解でサバイバルするか
という数学への取り組み方って
人生やビジネスの姿勢と通じるものがあるような気がします。
「ビジネス国語」によって職場の諸問題を解決する研修講師。
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされたのをきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢される。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーに。
その後、所属予備校が業界最大手から陥落し全国の校舎を閉鎖、自身もリストラされる怒涛の数年間を経験。意思疎通のエラーで混乱していく組織を詳細に観察し「ビジネス国語」を体系化する。独立後は社会人教育に転身し、大手企業の社員研修に多数登壇。受講者との軽妙なやり取りは「研修というより、めちゃくちゃ役に立つエンタメ」と評される。
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