「プログラミング教育」という流行りに乗っかって、
わが家でもチビたちにいろいろ与えてきました。小さいうちから。
オンラインでプログラミングを学べる「Code.org」とか
iPhoneのアプリ「Digital Puppet」とか
これらは子どもたちも好きで、上の子(7歳)なんか早々にループの使い方を覚えて遊んでいます。
でも、
だんだんと
「これでいいのか?」という思いが湧いてきまして。。。
画面の中で絵を動かすだけって、
リアルじゃない!
やっぱ、モノを動かさないと!
ITだのプラットフォームだのVRだのといっても
人間はモノを食ってモノを使って生きるわけですよ。
Uber Eatsも自転車の人が食べ物届けてくれるわけだし、
メルカリで届くのも誰かが使った中古品です。
ソフトウェアで頭でっかちになるよりも
手に持てるモノを作って動かす体験をさせたい。
と思いまして、
やってみました。
「操縦できるロボット」の自作です。
使ったのはタミヤの「楽しい工作シリーズ」。懐かしい。
仕組みは単純です。
モーター2個を有線リモコンでオン/オフし、
左右のキャタピラーを別々に動かすだけです。
下の子(4歳)にはこんなもんで十分でしょ(笑)
高度な二足歩行とか、プログラミングとか不要です。
自分で操作するとモーターが回ってマシンが動く。
これぞ工学の基本です。
まずはギヤボックスの組み立て。
40年前はギヤもケースも金属だったような・・・
いまはプラスチックの部品がメインです。
ちなみに
「楽しい工作シリーズ」には
「ツインモーターギヤボックス」と「ダブルモーターギヤボックス」があって紛らわしいのですが、
純正の「ユニバーサルプレート」をシャーシに使うなら、「ツイン」の方です。
「ダブル」はちょっと大きくて、ユニバーサルプレートに収まらないようです。
リモコンも組み立てるんだったっけ?
さすがタミヤ。アレンジの余地のないアイテムでも完成品では売らないんですね(笑)
取り付けにネジは不要です。プラスチックのピンをパチっと差し込むだけ。
昔は木の板に木ネジでした。
最初キャタピラがちょっとゆるく、方向転換すると外れてしまいました。
最後輪の位置を穴1つ分ずらしてピンと張ったら大丈夫。
このプラスチックのシャーシ、便利です。
一番悩んだのが、ブロックの土台をどう取り付けるかです。
ネジで止めようにも、シャーシの穴とブロックの形状が微妙に合わない。。。
そこで、
この写真ではよく見えませんが
アンパンマンブロックの立方体のピース(アンパンマンとバイキンマンの顔が描いてあって、さすがに4歳児も使わなくなったやつ)をシャーシに接着しちゃいました。原始的。
そこにこの白いベース部分をはめると、
ブロックで何でも自由に作って載せることができます。
さっそく「ガンタンク風」。
まだ動くやつは1機目なので、
立ってるだけのロボットと対戦してなぎ倒しました。
これは何? スタイリッシュな戦車?
「ゴモラの頭」
それにしちゃ長いな。
うちの4歳児、最初はこのリモコンの仕組みが飲み込めず、
ケーブルをグイグイ引っ張って向きを変えていました。
おいおい、犬じゃないんだから(苦笑)
左右の前進/後進の組み合わせとか、
自分ではなくマシンから見ての右/左というのが
4歳児にはまだイメージしにくいんですかね。
でもお姉ちゃんが自在に操作して家の中を探検し始めたので、
それを見て覚えてくれるでしょう。
敢えてギヤーはむき出しです。
モノが動く様子を見せておきたくて。
うまくいったので、
もう1機作って
映画「ベイマックス」冒頭みたいなロボットファイトをやってみようと思います。
「ビジネス国語」によって職場の諸問題を解決する研修講師。
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされたのをきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢される。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーに。
その後、所属予備校が業界最大手から陥落し全国の校舎を閉鎖、自身もリストラされる怒涛の数年間を経験。意思疎通のエラーで混乱していく組織を詳細に観察し「ビジネス国語」を体系化する。独立後は社会人教育に転身し、大手企業の社員研修に多数登壇。受講者との軽妙なやり取りは「研修というより、めちゃくちゃ役に立つエンタメ」と評される。
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