社内研修の講師をしている方に相談されました。

 

「パワポのスライドも作って、リハーサルもやってるのに、

本番で時間通りに終わったためしがないんです。

 

受講者に質問すると、いろんな答えが来るでしょ?

それに答えていくと、どんどん脱線して収拾がつかなくなるんですよ」

 

わかる〜(笑)

 

予定通りにキッチリやるか、

一期一会のアドリブか。

 

どっちも大事です。

 

できれば両立させたい。

 

そういうときは、

想定の範囲内で答えてくれるように「誘導」するといいですね。

たとえば「AとBなら、どっち?」みたいな二択にするとか。

 

 

こんな誘導もあります。

 

新入社員の研修や学生への講義で、

「『意見』を求められたら、何を言えばいいと思う?」

という質問をするんですが、

 

そのとき「ある仕草」をすると、

ほぼ全員が同じ答えを返してくれるんですよ。

 

講師のジェスチャーに騙されてる(笑)

 

その誘導された答えを受けて、

「ほら、みんなもそう思ったでしょ?

でも実は違うんです!」

といって本題に入るわけです。

 

受講者の好き勝手な答えに応じているように見えながら、

講師のシナリオ通りに話を進めることができるんですね。

 

私がどんな仕草をしているかは秘密なんですが、

この本にかなり影響を受けたことは白状しておきます。

『マジシャンだけが知っている最強の心理戦略』(スティーブ・コーエン)

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