自分でアパートを建てる機会があったらやってみようと
昔から考えていることがありまして。
「ほどほどプライバシー住宅」というものです。
高齢者の孤独死とか密室での児童虐待やDVとか
一人暮らしの若者のうつ&ひきこもりとか、
「隣の孤独世帯」ってよくある話です。
お隣の人と行き来があれば、
気が紛れて明るくいられるとか
小さな異変に誰かが気づくとか
あると思うんです。
でも、アパートやマンションの構造って
プライバシー最優先で作られているんですよね。
建物の片側に各戸の玄関が並び、
反対側に窓あるいはベランダ。
外の景色は見えても同じ建物の住人の姿がまったく見えないんです。
完全分離構造。
この「まったく見えない」を「ほどほど見える」ようにすると、どうなるか?
たとえば
コの字型の建物の中庭に面して
リビングの大きな窓も玄関も並べてしまえば、
住民は全員中庭を通ることになります。
会って挨拶する機会も増えるでしょう。
そして、コの字型なのでお互いの生活が結構見えます。
(↑ここがチャレンジングなところです)
見られたくないときはカーテン閉めればいいわけで。
これを「ほどほど目が届いて安心」と捉えるか
「恥ずかしい」と捉えるかは人によるでしょう。
「人による」ということは、社会のどこかにはニーズがあるということ。
たとえば
一人暮らしの高齢者とか
小さい子を抱えたシングルマザーなど
心細くて、たまに人の手を借りられると助かるような人たちには
いいかもしれません。
シェアハウスのような他人との近さには抵抗がある、
でもアパートの「完全分離構造」には孤独を感じる。
そんな人たちにちょうどいいのが
「ほどほどプライバシー住宅」
というアイデアなんですが、どうでしょう?
将来の目標の一つに
「アパート経営」が加わりました。
「ビジネス国語」によって職場の諸問題を解決する研修講師。
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされたのをきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢される。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーに。
その後、所属予備校が業界最大手から陥落し全国の校舎を閉鎖、自身もリストラされる怒涛の数年間を経験。意思疎通のエラーで混乱していく組織を詳細に観察し「ビジネス国語」を体系化する。独立後は社会人教育に転身し、大手企業の社員研修に多数登壇。受講者との軽妙なやり取りは「研修というより、めちゃくちゃ役に立つエンタメ」と評される。
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