【事例紹介】駐輪場の「迷惑家族」問題
速読講座「フォーカス・リーディング」の寺田昌嗣さんが、こんな記事を書いてくださいました。
いつも自転車をはみ出して停める「迷惑家族」。管理会社を通して苦情を言っても直りません。
でも、駐輪場に赤い線を1本引いてみたところ・・・はみ出しがぱったりなくなったとのこと。
うまいところに気づきましたねえ!
普通なら「われわれの不快感をどうやって伝えようか」とか「あの迷惑家族を懲らしめよう」とか、「相手の心を変えよう」としてしまいがちです。
でも実は「どこからが『はみ出し』か」という認識に差があっただけなんですね。
ご近所トラブルや公共の場所での「迷惑行為」の中には、案外このようなシンプルな工夫で解決できるものがまだまだたくさんあるかもしれません。
鈴木鋭智・著 かんき出版

シリーズ累計25万部のベストセラー参考書「何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55」の著者。代々木ゼミナール小論文講師を経て、現在は文章力トレーニングの専門家として大手企業の社員研修に多数登壇。合同会社ロジカルライティング研究室代表。