速読講座「フォーカス・リーディング」の寺田昌嗣さんが、こんな記事を書いてくださいました。
いつも自転車をはみ出して停める「迷惑家族」。管理会社を通して苦情を言っても直りません。
でも、駐輪場に赤い線を1本引いてみたところ・・・はみ出しがぱったりなくなったとのこと。
うまいところに気づきましたねえ!
普通なら「われわれの不快感をどうやって伝えようか」とか「あの迷惑家族を懲らしめよう」とか、「相手の心を変えよう」としてしまいがちです。
でも実は「どこからが『はみ出し』か」という認識に差があっただけなんですね。
ご近所トラブルや公共の場所での「迷惑行為」の中には、案外このようなシンプルな工夫で解決できるものがまだまだたくさんあるかもしれません。
鈴木鋭智・著 かんき出版
「ビジネス国語」によって職場の諸問題を解決する研修講師。
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされたのをきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢される。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーに。
その後、所属予備校が業界最大手から陥落し全国の校舎を閉鎖、自身もリストラされる怒涛の数年間を経験。意思疎通のエラーで混乱していく組織を詳細に観察し「ビジネス国語」を体系化する。独立後は社会人教育に転身し、大手企業の社員研修に多数登壇。受講者との軽妙なやり取りは「研修というより、めちゃくちゃ役に立つエンタメ」と評される。
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