【「問題」は自分の投影】「部下が指示待ち人間で困る」という上司ほど「ブラックボックス化」に気をつけたい件
「部下が指示待ち人間で困る」という管理職ほど
自分の業務を他人に説明するのが下手だったりします(笑)
指示されなくても動ける部下というのは
仕事の全体像やプロジェクトの完成形がわかっているから
次の作業を自分で見つけられるわけです。
そもそもの全体像や完成形が伝わっていなければ
部下としては察しようがありません。
コンビニの店員みたいに役割が明確な仕事ならいいんですが、
イベントで集客して、フロント商品からバックエンドにつなげて、そこから派生するこのサービスがこうなって・・・・
という複雑なビジネスモデルが「上司の頭の中だけ」にあるというブラックボックスだと困るわけです。
(いや下手すると、上司自身も全体像がわかってなかったり以下略)
「俺様だけがカラクリを知っている」というなら、1つ1つの作業をはっきり指示する必要があります。
「自分で考えろ」というなら、業務の全体像を明らかにする必要があります。
「(わかんないけど)自分で考えてみました!」
「ちがーう!そうじゃなーい!やり直し!」
こんな手戻りで長時間残業を引き起こしていませんか?
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20万部超のベストセラー参考書「小論文のオキテ55」シリーズの著者。「受験からビジネスまで使える汎用メソッド」として大手企業の社員研修にも多数登壇しています。朝日中高生新聞で「書ける×受かる!小論文」、朝日小学生新聞では「楽しく発表プレゼンハッピー」を連載中。