「部下が指示待ち人間で困る」という管理職ほど
自分の業務を他人に説明するのが下手だったりします(笑)
指示されなくても動ける部下というのは
仕事の全体像やプロジェクトの完成形がわかっているから
次の作業を自分で見つけられるわけです。
そもそもの全体像や完成形が伝わっていなければ
部下としては察しようがありません。
コンビニの店員みたいに役割が明確な仕事ならいいんですが、
イベントで集客して、フロント商品からバックエンドにつなげて、そこから派生するこのサービスがこうなって・・・・
という複雑なビジネスモデルが「上司の頭の中だけ」にあるというブラックボックスだと困るわけです。
(いや下手すると、上司自身も全体像がわかってなかったり以下略)
「俺様だけがカラクリを知っている」というなら、1つ1つの作業をはっきり指示する必要があります。
「自分で考えろ」というなら、業務の全体像を明らかにする必要があります。
「(わかんないけど)自分で考えてみました!」
「ちがーう!そうじゃなーい!やり直し!」
こんな手戻りで長時間残業を引き起こしていませんか?
<メルマガ【ミニマル思考カフェ】2021.3.12 Vol.0927>
「ビジネス国語」によって職場の諸問題を解決する研修講師。
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされたのをきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢される。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーに。
その後、所属予備校が業界最大手から陥落し全国の校舎を閉鎖、自身もリストラされる怒涛の数年間を経験。意思疎通のエラーで混乱していく組織を詳細に観察し「ビジネス国語」を体系化する。独立後は社会人教育に転身し、大手企業の社員研修に多数登壇。受講者との軽妙なやり取りは「研修というより、めちゃくちゃ役に立つエンタメ」と評される。
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