「『モチベーション研修』を受講してモチベーションが上がった人を見たことがない」
という話を聞いて、大笑いしました。
そうなんですよね。
モチベーションという心を変えようとしてもダメなんです。
やる気を削いでいる「何か」があるはずなんですよ。
売れない理由(仕組み)を解明せずに飛び込み営業を続けているとか、
わかっていない部分を抱えたまま資料を作ろうとしているとか、
机がゴチャゴチャでどこに何があるかわからなくなっているとか。
勉強も同じです。
予備校講師に熱い励ましのトークを求める子は多いものですが、
それやってるうちは伸びないんですよ。
わからなくてモヤモヤしていた部分が理解できて霧が晴れたとき、
励まされなくても自分で学んでいける人になります。
やる気が出ないときは
小さな「わからない」を1つ解決してみましょう。
<メルマガ【ミニマル思考カフェ】2021.3.10 Vol.0925>

合同会社ロジカルライティング研究室 代表
ベストセラー参考書「小論文のオキテ55」シリーズ著者
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされた敗北感をきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢され、NHKの教育バラエティ「テストの花道」にも出演。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーとなる。
現在は社会人教育に転身し、製造、IT、建設、エネルギー業界を中心に大手企業60社以上の社員教育に携わる。「受講した翌日、契約が取れた」「険悪だったリームの雰囲気が変わった」など即効性のあるノウハウが支持される。
「世のつまらねえ研修を撲滅し、楽しく学べて役に立つ魔法に変える」がモットー。