朝日小学生新聞の連載で、初めて入稿後に書き直しをしました。
担当編集者いわく「文中に出てくる作品名が、大人の事情でNG」と。
この部分を他の例に差し替えてほしいという要望でした。
でも、実は私も書き直しをしたいと思っていたんです。
小学生にはちょっと説明が複雑過ぎたかなあ?とモヤモヤしていたので。
結果、書き直して大正解でした。
いつもの構成でOK例とNG例を並べたら複雑になっちゃっていたんです。
両方OK例にしたら、スッキリしました。なーんだ(笑)
今回は「使用許可とかなんとか」が理由でしたが、
いろんな理由で書き直しを迫られることって、あります。
パソコンが壊れたとか、先に似たような内容を発表されちゃったとか、事件や事故で社会の様子が急変したとか。
でもそれは、「ずっといいものが生まれるぞ」というサインです。
自分で書き直そうとしないから、何か外的な理由をぶつけてくるんです。
誰が? クリエイティブの神様? 知らんけど。
基本的に何でも1回目より2回目はずっと上手にできるものです。
でも忙しいと、締め切り間際に一発で完成させて納品しがち。
そんなときにクリエイティブの神様が強権発動してくれるんだと思います。
「ハードディスクが壊れた!!もう詰んだ!!(号泣)」
いいですねえ☆ めっちゃすごいものが生まれますよ!!
<メルマガ【ミニマル思考カフェ】2021.10.1 Vol.1130>
「ビジネス国語」によって職場の諸問題を解決する研修講師。
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされたのをきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢される。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーに。
その後、所属予備校が業界最大手から陥落し全国の校舎を閉鎖、自身もリストラされる怒涛の数年間を経験。意思疎通のエラーで混乱していく組織を詳細に観察し「ビジネス国語」を体系化する。独立後は社会人教育に転身し、大手企業の社員研修に多数登壇。受講者との軽妙なやり取りは「研修というより、めちゃくちゃ役に立つエンタメ」と評される。
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