受験生から質問をいただきました。
「5分間のプレゼンテーションがあります。自己推薦書の内容についてです。
ネットで調べたら5分間は原稿1500字とありました。原稿の構成について教えて下さい」
5分間が1500字なのかどうかは数えたことがないのでわかりませんが、
私だったら原稿書かないな。
自己推薦書(志望理由と活動報告)はすでに提出しているわけです。
同じような内容を読み上げるのは芸がありません。
敢えてプレゼンテーションをさせるということは
「文章では嘘つけるから、証拠を見せろ」という意図です。
ビジュアル中心でいきましょう。
写真などの素材を集めて、5分間のスライドショーを作ってしまいます。
部活の写真、いま関心がある新聞記事の写真、将来やりたいことのビジュアルなど。
そのスライドショーを映しながら説明を“ちょこちょこ”加えていけば、5分間のプレゼンができあがり。
いや、むしろ“しゃべらない”という手も・・・
言葉はビジュアルに、
ビジュアルは言葉に変換するからこそ価値が生まれます。
<メルマガ【ミニマル思考】2021.9.29 Vol.1128>
合同会社ロジカルライティング研究室 代表
ベストセラー参考書「小論文のオキテ55」シリーズ著者
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされた敗北感をきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢され、NHKの教育バラエティ「テストの花道」にも出演。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーとなる。
現在は社会人教育に転身し、製造、IT、建設、エネルギー業界を中心に大手企業60社以上の社員教育に携わる。「受講した翌日、契約が取れた」「険悪だったリームの雰囲気が変わった」など即効性のあるノウハウが支持される。
「世のつまらねえ研修を撲滅し、楽しく学べて役に立つ魔法に変える」がモットー。