気持ちを語るのは野暮だよね
「このドラマ、面白いんです」ではなく「視聴率20%」
「頭良くなった気がする」ではなく「偏差値が45から63に!」
主観(気持ち)をそのまま言うより、
事実に代弁させた方が説得力を持ちます。
・・・という話をセミナーでしたところ、
新入社員の方からご質問がありました。
「入社1年目を振り返ってプレゼンをする場があります。
『仕事が楽しい』とか『やる気が出た』とかの気持ちは
どう表現したらいいでしょうか?」
素晴らしい!
楽しいと言える仕事に巡り会えたのは幸運です。
でも、
その気持をそのまま言うのは、
野暮だし、
嘘くさい。
かといって、
せっかくのポジティブな気持ちを言わずに引っ込めるのももったいない。
そこで、
こんなご提案をしました。
「仕事が楽しい」=ニコニコしてプレゼンする。
「やる気」=やる気が出てどんな行動をしたのかを語る。
1時間早く起きるようになったとか
資格取得の勉強を始めたとか
20分早く出社してデスクを整えるようになったとか
本当に「やる気」が出た人は何か目に見える行動をしているはずです。
「仕事楽しいです!」とか「やる気出ました!」とか
言葉で言わなくても、
ニコニコ行動していれば、
見ている人は
「あいつ、仕事楽しそうだし、やる気ありそうだな」
と勝手に思ってくれるものです。
新人プレゼン、
うまくいきますように!!

シリーズ累計25万部のベストセラー参考書「何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55」の著者。代々木ゼミナール小論文講師を経て、現在は企業研修講師としてビジネスパーソンにロジカルシンキング、ロジカルライティングを指導。合同会社ロジカルライティング研究室代表。