昨日は幼稚園の運動会でした。
ベテランの先生と新人の先生を見ていると、
「子どもたちのアテンションを引きつけてから、本題に入る」
というタイミングが違うんですよ。
お遊戯の出番を待ってガヤガヤ並んでいる年少組に先生が言いました。
「みんなー! これ、なーーーーんだ?!」
うしろに隠していた袋をチラッと見せます。
「お面!」「エビカニ!」
子どもたちが食いついて、先生に注目し始めます。
「いまから、みんなに、プレゼントしちゃいまーーす!!」
「わーい!」
「じゃあ、そのまえに、せんせいから、
だいじなおねがいがあります。きけるひとーーー?」
「はーーーーい!」
エビカニクスのお面なんて自分たちで作ったわけで、
運動会で使うことも出番前に配られることもわかっていたはずですが、
ちょっとした声のかけ方、見せ方、間の取り方で
さっきまでグダグダに集まっていた子どもたちが
みるみる統率の取れたチームに変わるんです。
プロだなあ。。。
子育てしていない方でも、
大人相手の仕事をしている方でも、
幼稚園から学べることって、たくさんあります。
運動会といえば組体操。
年長組の人間ピラミッドも感動的ですが、
ビデオを撮るため脚立を並べた保護者ピラミッドも
横から見ると壮観でした。
合同会社ロジカルライティング研究室 代表
ベストセラー参考書「小論文のオキテ55」シリーズ著者
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされた敗北感をきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢され、NHKの教育バラエティ「テストの花道」にも出演。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーとなる。
現在は社会人教育に転身し、製造、IT、建設、エネルギー業界を中心に大手企業60社以上の社員教育に携わる。「受講した翌日、契約が取れた」「険悪だったリームの雰囲気が変わった」など即効性のあるノウハウが支持される。
「世のつまらねえ研修を撲滅し、楽しく学べて役に立つ魔法に変える」がモットー。