自分に向いていることがわからない、とか
好きなことを仕事にしたい、とか
進路やキャリアについて悩む方、多いですよね。
でも、
向いているかどうかって、自分の頭で考えてもわからないものです。
やってみて、勝てた・稼げた・評価された方を選ぶというのがいいと思います。
私、30歳までバンドやってました。
当時すでに予備校講師でしたが、年度によって金髪だったりロン毛だったりしてました(笑)
で、31歳でやめました。キッパリ。
ふと、気づいてしまったんですね。
「俺、音楽では1円も稼いでなくない?」
コンテストに出れば「東北大会の決勝」くらいには勝ち残る。
東北6県からオーディションに殺到する仙台七夕まつりの「夕涼みコンサート」には、応募した2回とも出演できた。
地元のFM局が主催するイベントには何度も呼ばれて出演していた。
評価はされるんですよ。
ただし、すべてノーギャラだったんです。
一方、
学生時代からライター的なアルバイトで原稿料を稼いでいて、
家庭教師→塾→専門学校→予備校とどんどんギャラがアップしていました。
「ギャラ」という尺度で市場がすでに判定を下していたんです。
ずっと「自分には音楽の才能がある」と信じて疑わなかったけれど、
「できればプロになりたい」とかって中途半端な夢を抱いていたけれど、
「実際、稼げていない」という事実には逆らえませんでした(笑)
ラッキーだったのは、音楽一筋に打ち込んでいなかったことですね。
他のことで稼いでいなかったら、
音楽で売れるまでずっとチャレンジし続けていたかもしれません。
あれこれやってみて成果を比較するって、大事ですね。
「ビジネス国語」によって職場の諸問題を解決する研修講師。
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされたのをきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢される。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーに。
その後、所属予備校が業界最大手から陥落し全国の校舎を閉鎖、自身もリストラされる怒涛の数年間を経験。意思疎通のエラーで混乱していく組織を詳細に観察し「ビジネス国語」を体系化する。独立後は社会人教育に転身し、大手企業の社員研修に多数登壇。受講者との軽妙なやり取りは「研修というより、めちゃくちゃ役に立つエンタメ」と評される。
→プロフィールの続きを読む