【グッピーじゃダメ】絶妙な実験対象を見つけてくることこそ研究者の才能

シンプルだけど、面白い実験です↓

魚は“アホ”ではない!? 鏡に映る姿を自分と認知か… 「魚には自己意識があると判明」大阪市大の研究グループ

 

動物は鏡に映った姿を「自分」と思うのか「他者」だと思うのか。

「どう認識しているか」というのは頭の中のことなので、確かめるのが難しいですよね。

 

この実験のうまいところは、

ホンソメワケベラという、他の魚についた寄生虫を取ってあげる習性のある魚をつかった点。

鏡を見て、鏡の像の寄生虫を取ってあげようとしたら「相手」と認識していることになるし、

自分の寄生虫を取ろうとしたら鏡に映るのを「自分」と認識していることになる。

 

どちらの行動をしても一発で仮説が検証できるわけで、

金魚やグッピーじゃ実験にならないんですね。

 

こういう絶妙な実験対象を思いつくのが研究者の才能です。

 

ちなみに、この「ミラーテスト」はいろんな動物でおこなわれていて、

イルカは鏡を見て自分だと理解しますが、

パンダはわからないそうです。

 

《おすすめ過去記事》

【1998年金沢医科大学の超良問】ヒキガエルはどうやって産卵池にたどり着くのか?

 

<メルマガ【ミニマル思考カフェ】2022.2.18 Vol.1270>

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。