シンプルだけど、面白い実験です↓
魚は“アホ”ではない!? 鏡に映る姿を自分と認知か… 「魚には自己意識があると判明」大阪市大の研究グループ
動物は鏡に映った姿を「自分」と思うのか「他者」だと思うのか。
「どう認識しているか」というのは頭の中のことなので、確かめるのが難しいですよね。
この実験のうまいところは、
ホンソメワケベラという、他の魚についた寄生虫を取ってあげる習性のある魚をつかった点。
鏡を見て、鏡の像の寄生虫を取ってあげようとしたら「相手」と認識していることになるし、
自分の寄生虫を取ろうとしたら鏡に映るのを「自分」と認識していることになる。
どちらの行動をしても一発で仮説が検証できるわけで、
金魚やグッピーじゃ実験にならないんですね。
こういう絶妙な実験対象を思いつくのが研究者の才能です。
ちなみに、この「ミラーテスト」はいろんな動物でおこなわれていて、
イルカは鏡を見て自分だと理解しますが、
パンダはわからないそうです。
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「ビジネス国語」によって職場の諸問題を解決する研修講師。
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされたのをきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢される。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーに。
その後、所属予備校が業界最大手から陥落し全国の校舎を閉鎖、自身もリストラされる怒涛の数年間を経験。意思疎通のエラーで混乱していく組織を詳細に観察し「ビジネス国語」を体系化する。独立後は社会人教育に転身し、大手企業の社員研修に多数登壇。受講者との軽妙なやり取りは「研修というより、めちゃくちゃ役に立つエンタメ」と評される。
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