いつでも講義動画を視聴できる「オンデマンド形式」をめぐって、こんなトホホなニュースがありました↓
早大、ネット授業の複数同時視聴で「約100人不合格」が波紋 商学部「不正受講は事実と認識(Yahoo!ニュース)
一度に複数の講義動画を再生して「受講した」ふりをしていた学生たちがズルいのか?
授業を見てもらえなかったことにキレた教授の器が小さいのか?
オンデマンド授業を最後まで見てもらいたかったら、
子ども番組を参考にしましょう。
【1 コーナーを細かく分ける】
Eテレ「ピタゴラスイッチ」や「いないいないばあっ!」などは
1分で終わるコーナーをたくさん集めて構成しています。
「スカートとスピーチは短い方がいい」と令和のいま言うとセクハラと叱られますが、話は短い方がいいというのは正しいですね。
【2 隠しアイテムを散りばめる】
アニメ「おしりたんてい」では「おしりの絵が5つかくれているよ!」といって、ストーリーとは関係なく背景におしりの絵が隠れています。
これを探すには最後までしっかり見るしかない(笑)
全部見つけたからといって何の利益にもならないんですが、気になっちゃうんですよ。
【3 視聴者参加型のゲーム】
Eテレ「天才てれびくん」には視聴者がテレビのリモコンでゲームに参加できるコーナーがあります。
うちの子たちが見ていた「天才てれびくんYOU」の頃はマーヴェラス西川(TM Revolutionの西川貴教さん)がクイズを出題して、リモコンの青赤緑黄のボタンで解答していました。
現在放送中の「天才てれびくんhello」ではいわゆるメタバース(仮想空間)の中で視聴者のアバターがバトルします。
教育テレビというと「地味、堅い、つまらない」という昔のイメージがあったりしますが、
いまのEテレはかなり攻めた作りになっています。
集中力のない子どもたちを一日中惹きつけるための工夫が盛りだくさん。
さぼる生徒を責める前に、教員が工夫する余地はたくさんあると思います。
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<メルマガ【ミニマル思考カフェ】2022.2.16 Vol.1268>
「ビジネス国語」によって職場の諸問題を解決する研修講師。
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされたのをきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢される。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーに。
その後、所属予備校が業界最大手から陥落し全国の校舎を閉鎖、自身もリストラされる怒涛の数年間を経験。意思疎通のエラーで混乱していく組織を詳細に観察し「ビジネス国語」を体系化する。独立後は社会人教育に転身し、大手企業の社員研修に多数登壇。受講者との軽妙なやり取りは「研修というより、めちゃくちゃ役に立つエンタメ」と評される。
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