【カタコト上等】外国語の発音を磨くより、スライドを字幕にしてしまおう
日本語の苦手な外国人社員が
日本語でプレゼンしなきゃいけないとき、
無理に流暢な日本語を話そうとする必要はありません。
しゃべることを全部スライドに書いて、自分なりの発音で読み上げましょう。
聞き取りにくくても、目で読んでもらえば伝わります。
「あつまれどうぶつの森」なんて、しゃべっている音声自体は意味不明ですからね(笑)
それでも字幕のおかげで「ちゃんと話している」ように錯覚します。
この場合、書いてないことを口頭で補おうとしちゃいけません。
「いまどこ?」とスライドのどこを見ていいか迷います。
下手に図解なんか入れなくてもいいですね。
もし、2つのテキストボックスを矢印でつないだりするなら、
2つ目のテキストボックスは「その結果」とかの接続語から書き始めましょう。
矢印の意味がわかりやすくなります。
今日は「上司に手伝ってもらった」という外国人社員の方のプレゼンを聞いたんですが、
読めない漢字が多くて手こずっていました(笑)
「市場」は「いちば」?「しじょう」?
「大人数」は「おとなかず」?
スライドとは別に、ひらがなの原稿を手元に用意しておくのがいいかと思います。
アクセントや区切りのタイミングも記号で書き込むといいですね。楽譜みたいに。
日本語の能力そのものを上げなくていいんです。
プレゼンの数分間だけうまくごまかしましょう。
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シリーズ累計25万部のベストセラー参考書「何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55」の著者。代々木ゼミナール小論文講師を経て、現在は文章力トレーニングの専門家として大手企業の社員研修に多数登壇。合同会社ロジカルライティング研究室代表。