朝日小学生新聞の連載を読んでくださっている方は
もしかしたらお気づきかもしれませんが、
私の連載は順番がメチャクチャです(笑)
年間を通じて「準備→コンテンツ作り→話し方→本番の心構え」という体系にはなっていません。
1 伝えるポイントは1つにしぼる
2 表現方法は自由に発想
3 細かい話はあとまわし
4 短めの文に分割する
5 迷うことなく言い切ろう!
6 数字を使って具体的に
7 しめくくりで興味を引こう
8 発表を前提に準備も忘れず
9 グラフで説得力アップ
10 読みやすい資料を
11 リハーサルは大事
12 タイトルにも工夫をこらす
13 順番は時系列?重要度?
14 比喩と具体例を使いわける
15 質疑応答をこわがらない
16 適材適所でグループ発表
一見、ランダムですね。
なぜかというと、
「小学生が明日の発表で真似できること」を書いているからです。
年間を通して立派なプレゼンを完成させるなら、「準備→コンテンツ作り→話し方→本番の心構え」という教科書的な体系になるんでしょうけど、
子どもたちは日常的に人前で話す機会がありますから。
「話し方」を冬までとっておくわけにはいきません。
基本的な準備の仕方や話し方を一通りやってみると、
そこで初めて一段高いコンテンツ作りを知りたくなる。
らせん階段をのぼるイメージです。
教科書の一直線な体系とは違うんです。
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「説明するより、見せる」巨額詐欺事件の手口に学ぶプレゼンテーションの本質
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合同会社ロジカルライティング研究室 代表
ベストセラー参考書「小論文のオキテ55」シリーズ著者
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされた敗北感をきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢され、NHKの教育バラエティ「テストの花道」にも出演。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーとなる。
現在は社会人教育に転身し、製造、IT、建設、エネルギー業界を中心に大手企業60社以上の社員教育に携わる。「受講した翌日、契約が取れた」「険悪だったリームの雰囲気が変わった」など即効性のあるノウハウが支持される。
「世のつまらねえ研修を撲滅し、楽しく学べて役に立つ魔法に変える」がモットー。