【体系?なにそれ?】朝日小学生新聞の連載「プレゼンのコツ☆」をメチャクチャな順番で書いている理由
朝日小学生新聞の連載を読んでくださっている方は
もしかしたらお気づきかもしれませんが、
私の連載は順番がメチャクチャです(笑)
年間を通じて「準備→コンテンツ作り→話し方→本番の心構え」という体系にはなっていません。
1 伝えるポイントは1つにしぼる
2 表現方法は自由に発想
3 細かい話はあとまわし
4 短めの文に分割する
5 迷うことなく言い切ろう!
6 数字を使って具体的に
7 しめくくりで興味を引こう
8 発表を前提に準備も忘れず
9 グラフで説得力アップ
10 読みやすい資料を
11 リハーサルは大事
12 タイトルにも工夫をこらす
13 順番は時系列?重要度?
14 比喩と具体例を使いわける
15 質疑応答をこわがらない
16 適材適所でグループ発表
一見、ランダムですね。
なぜかというと、
「小学生が明日の発表で真似できること」を書いているからです。
年間を通して立派なプレゼンを完成させるなら、「準備→コンテンツ作り→話し方→本番の心構え」という教科書的な体系になるんでしょうけど、
子どもたちは日常的に人前で話す機会がありますから。
「話し方」を冬までとっておくわけにはいきません。
基本的な準備の仕方や話し方を一通りやってみると、
そこで初めて一段高いコンテンツ作りを知りたくなる。
らせん階段をのぼるイメージです。
教科書の一直線な体系とは違うんです。
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<メルマガ【ミニマル思考カフェ】2021.11.3 Vol.1163>

シリーズ累計25万部のベストセラー参考書「何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55」の著者。代々木ゼミナール小論文講師を経て、現在は企業研修講師としてビジネスパーソンにロジカルシンキング、ロジカルライティングを指導。合同会社ロジカルライティング研究室代表。