【身近な問題解決】「公園のゴミのポイ捨てが気になる」という前提を疑ってみた
ワーク中、「公園のゴミのポイ捨てが気になる」という話になりました。
ポイ捨てしないように呼びかける?
ポイ捨てした人には罰金を課す?
私は・・・「気になるなら自分で拾えば?」と思ったんですが(笑)
そういう道徳的な視点ではなく、ロジカルっぽく考えましょうか。
そもそも前提となっている「公園のゴミはすべて故意のポイ捨て」を疑ってみましょう。
わざとではなく、うっかり落としていったのかもしれない。
カラスがどこかから運んできたのかもしれない。
風で飛んできたのかもしれない。
考えるべきなのは
「捨てる人をどうコントロールするか」ではなく
「落ちていたゴミをどうするか」かもしれませんね。
ここで、最初に思った「自分で拾えばいいのに」に戻ります。
なぜ気になるのに自分で拾わないのか?
汚くて触りたくないから?
拾ったゴミは自宅に持ち帰らなきゃいけないの?
ならば
ゴミ箱とゴミ拾いトングとチリトリをセットで置いといたらどうでしょう?
全員がきれい好きにならなくても、
たまに誰かが掃除してくれるかもしれません。
(トングでゴミを拾うのって、やってみるとハマるんですよ・笑)
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20万部超のベストセラー参考書「小論文のオキテ55」シリーズの著者。「受験からビジネスまで使える汎用メソッド」として大手企業の社員研修にも多数登壇しています。朝日中高生新聞で「書ける×受かる!小論文」、朝日小学生新聞では「楽しく発表プレゼンハッピー」を連載中。