【親には勝てない】メンタル病んでしまう若手の教員には特有の「引け目」があるんじゃないか仮説
うちの子たちの小学校はとても雰囲気が明るい学校なんですが、
それでもメンタル病んで休職している先生は何人かいます。
多くの学校で常態化しているようですね。
生徒との関係、職員室でのあれこれ、苦労はたくさんあると思います。
それに加えて、
若い先生特有の「肩身の狭さ」というのもあるんじゃないでしょうか?
新卒で独身で子どもがいない身だと、保護者と話すとき引け目を感じるんですよ。
家庭での過ごし方や声のかけ方なんて話になっても、
「子どものいないあんたに何がわかるの?」と言われそうな気がするんです(言われないけど)。
保護者にマウント取られそうな気がするんです(取られないけど)。
私も小学生対象の塾を手伝ったとき、そんな感じでした。
勉強に関してはプロという自負があるんですが、子育ては未経験の素人でしたから。
民間企業の新入社員なら、仕事のことを猛勉強すればお客さんより上に立つことができます。
でも教員の若手は、人生経験で保護者を追い抜くことができません。
ここでしれっと「私、プロですから(キリッ)」という顔で語れる人なら楽なんでしょうけどね。
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シリーズ累計25万部のベストセラー参考書「何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55」の著者。代々木ゼミナール小論文講師を経て、現在は文章力トレーニングの専門家として大手企業の社員研修に多数登壇。合同会社ロジカルライティング研究室代表。