うちの子たちの小学校はとても雰囲気が明るい学校なんですが、
それでもメンタル病んで休職している先生は何人かいます。
多くの学校で常態化しているようですね。
生徒との関係、職員室でのあれこれ、苦労はたくさんあると思います。
それに加えて、
若い先生特有の「肩身の狭さ」というのもあるんじゃないでしょうか?
新卒で独身で子どもがいない身だと、保護者と話すとき引け目を感じるんですよ。
家庭での過ごし方や声のかけ方なんて話になっても、
「子どものいないあんたに何がわかるの?」と言われそうな気がするんです(言われないけど)。
保護者にマウント取られそうな気がするんです(取られないけど)。
私も小学生対象の塾を手伝ったとき、そんな感じでした。
勉強に関してはプロという自負があるんですが、子育ては未経験の素人でしたから。
民間企業の新入社員なら、仕事のことを猛勉強すればお客さんより上に立つことができます。
でも教員の若手は、人生経験で保護者を追い抜くことができません。
ここでしれっと「私、プロですから(キリッ)」という顔で語れる人なら楽なんでしょうけどね。
<メルマガ【ミニマル思考カフェ】2022.2.13 Vol.1265>

合同会社ロジカルライティング研究室 代表
ベストセラー参考書「小論文のオキテ55」シリーズ著者
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされた敗北感をきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢され、NHKの教育バラエティ「テストの花道」にも出演。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーとなる。
現在は社会人教育に転身し、製造、IT、建設、エネルギー業界を中心に大手企業60社以上の社員教育に携わる。「受講した翌日、契約が取れた」「険悪だったリームの雰囲気が変わった」など即効性のあるノウハウが支持される。
「世のつまらねえ研修を撲滅し、楽しく学べて役に立つ魔法に変える」がモットー。