【体系的廃棄】ドラッカー先生による「やめどきの見極め方」がバッサリ切れ味バツグンすぎる件
ドラッカー先生によると、
組織がイノベーションを起こすには「体系的廃棄」が必要だそうで。
(個人が人生を変えようと思ったら断捨離、というのと似てますね)
「明日を支配するもの―21世紀のマネジメント革命」Kindle版(P.F.ドラッカー著)
ドラッカー先生による「捨てどきの見極め方」が面白いんですね。
◯◯を、おこなっていなかったと仮定して、「いまこれを始めるべきか?」を問う。
もし答えがノーなら、すぐ捨てる。
自動車会社が「もし自分たちがガソリン車を作っていない会社だったとしたら」と仮定して、
「いまからガソリン車を作る?」と自問してみるということです。
「いやいや、いまからガソリン車はないっしょww」と思ったら
ガソリン車から撤退する!!
潔いというか、何というか。。。
でも、「いままでやってきたから続けている」という不採算部門って多いかもしれません
こういうのもありました。
製品、サービス、市場の寿命が「あと数年ある」というときは、
すぐ撤退する。
「あと5年がんばれるし」にしがみついちゃいけないんですね。
もっとも、ドラッカー先生が言っているのは「イノベーションのトップを走りたい企業」の話です。
大手が撤退したあとも小さく市場は残るでしょうが、そこは他の会社にまかせておけということなんですね。
さて、みなさんがやっている仕事で
もしやっていなかったと仮定したら、いまから始めるとは思えないこと
寿命があと数年ありそうなこと
は何でしょう?
「え?マジで? これやめなきゃだめ?」
みたいな、痛い部分が見つかるかもしれません。
私も、痛たたたたた。。。。
「明日を支配するもの―21世紀のマネジメント革命」Kindle版(P.F.ドラッカー著)
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シリーズ累計25万部のベストセラー参考書「何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55」の著者。代々木ゼミナール小論文講師を経て、現在は文章力トレーニングの専門家として大手企業の社員研修に多数登壇。合同会社ロジカルライティング研究室代表。