【出版戦略にも注目】「手□煉」ってわかる? 三字熟語ブームがじわじわ来そうな件

じわじわ話題になっている本です。

「世にも美しい三字熟語」(西角けい子・著 ダイヤモンド社)

 

この辺は易しいかな?

姉□肌

韋□天

四□山

これは難問でしょう(ニヤリ)

手□煉

 

とはいっても、クイズを頑張る系の本とはちょっと違うんですね。

三字熟語にからめた文豪や文化人のエピソードこそが、この本の価値です。

 

覚えたところで実利にはならない、純粋な教養本(笑)

いまのギスギスした日本社会にはこういう潤いが必要です。

 

読み物としても非常にいい本なんですが、

私は著者の出版戦略という点で興味を持ちました。

 

著者の西角けい子さんは兵庫で塾を開いていて、

全国1位の生徒を何人も輩出している凄い人です。

お母さん向けの、いわゆる「教育本」を何冊も出しています。

 

その人が、「三字熟語愛好家」という個人的な趣味で、

中学受験とは関係ない本を書いたんですね(笑)

 

160km/hの球を投げてるピッチャーが

趣味で凧揚げやってるくらいの脱力感。

 

一般的に、売れてきた著者がわがまま言って趣味の本を出すと売れないことが多いんですが、

この本は別ですね。

 

本業とまったく無関係でもなく、

でも読者ターゲットは従来とずいぶん違っていて、

しかも時代の空気感を半歩先取りしています。

 

著者のブランディングとしても

「受験の人」から「日本語の人」にシフトしていくかもしれません。

 

「世にも美しい三字熟語」(西角けい子・著 ダイヤモンド社)

 

世界一受けたい授業とかに呼ばれそうな内容の本です。

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