【善意の鍋奉行】逆効果なアクリル板の配置を見て、冷めきった郷土料理を思い出した件
緊急事態宣言が解除されて
飲食店も「対策しつつ、ウェーイ!」な感じですが・・・
ときどき見かける「テーブルの真ん中を仕切るアクリル板」って、必要ですかね?
家族連れなのにアクリル板で分断されてます。
よく聞こえないので、みんな声が大きくなってるし。
で、隣のテーブルとの間は仕切りなし。
アクリル板という形は守っているんだけど、逆効果だよなあ(笑)
昔、こんなことがありました。
地方で講演をしたあと、宴席で郷土料理を振る舞っていただきました。
そこに鍋奉行みたいな管理職の方が登場して、
「ではまず先生から」といって、ゲストの私に最初の一杯をよそってくれるわけです。
それから全員の分をよそっていくんですが、これが結構な人数で。
「かんぱーい!」「いただきまーす」
という頃には、私のお椀が一番冷めていました(笑)
「お客さんだから最初の一杯」という心遣いはありがたいんですが、
「お客さんだから熱々の一杯」の方がよかったなあ。。。
でも、「形を守って逆効果」というあるあるを発見したような気がして、
別な意味で「おいしいw」と思いながら宴会を楽しみました。
あのときの鍋奉行さんもミニマル思考に貢献してくれた一人です。
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シリーズ累計25万部のベストセラー参考書「何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55」の著者。代々木ゼミナール小論文講師を経て、現在は文章力トレーニングの専門家として大手企業の社員研修に多数登壇。合同会社ロジカルライティング研究室代表。