【出版不況だと?w】「サン宝石、民事再生申請でクラファン」がいろんな意味でズレまくっていた件
こんなニュースがありました。
「ほっぺちゃん」のサン宝石、クラウドファンディングで再建へ 民事再生法の適用申請(10月6日産経新聞)
女の子向けのチープなアクセサリーを販売する会社で、
家内は小学生のころ雑誌でよく見て買っていたそうです。
資金繰りが悪化して通販のカタログを送ることもできなくなったところ、
昔からのファンのお客さんに「クラウドファンディング」なるものを教えてもらったと。。。
民事再生申し立て後、クラファンを始める前、9月の時点での記事がこちらです。
なんだか、いろいろズレてるような(笑)
「出版不況で子供との接点失った」サン宝石語る民事再生の裏側と今後の展望(9月23日女性自身)
出版不況で雑誌が売れなくなったから、ティーン女子にリーチできなくなった・・・
いやいや、彼女たちは雑誌を読まなくなった代わりにYouTube見てますから。
YouTuberとコラボでもすればよかったのに。
さらに、「スマホを持っていない小学生女子がネットで注文するには“お母さまフィルター”がかかる」と。
いやいや、親の同意が必要なのは雑誌広告の通販でも同じだったはずです。
いまの子はYouTubeで最新のおもちゃを知って、親に「これポチって」とおねだりするものです。
これはもう言い訳としか思えない。
そしてクラウドファンディングで集まったお金の使いみちは?
「事業存続のため、人件費、カタログ作成・発送費用などの諸経費や会社運営資金に充当する」
いままでと同じことやろうとしてる!!(笑)
300万円使い果たして、「クラファンもう1回」とか言い出す未来が目に浮かびます。
誰か「お金の集め方」じゃなく「お客さんがいる場所」を教えてあげてください。
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シリーズ累計25万部のベストセラー参考書「何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55」の著者。代々木ゼミナール小論文講師を経て、現在は文章力トレーニングの専門家として大手企業の社員研修に多数登壇。合同会社ロジカルライティング研究室代表。