日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋「イルサルト」の末廣徳司さん。
私の周辺の著者や講師、経営者はここでスーツを作っている人、めっちゃ多いです。
なぜかというと、
その人のビジネスや強み、目指す方向性などを細かくヒアリングした上で、
「ブランドとしての装い」を提案してくれるからなんですね。
私も「次にスーツを作るときはイルサルトで」と決めていたんですが、
意外と早くその日が来てしまいました(汗)
「小学生新聞のインタビューなんです!2日後に!」
さすがに2日でスーツを仕立てるのは無理なので、
今回は応急措置として、既製品から末廣さんにセレクトしてもらうことになりました。
いろいろ私のことをヒアリングして、YouTubeの動画まで見ていただいて、
末廣さんが私について出したキーワードが
「わかりやすさ、知性、平和、親近感、寄り添い」
平和? 寄り添い? 自分では考えたこともないワードです。
「鈴木さんの解決策って、敵を作らないじゃないですか」
言われてみれば確かに。「わからず屋にも五分の理がある」というのがミニマル思考です。
(以前のプロフィール写真を撮ったときは「大企業と同業者に舐められないように」という戦闘モードでした。予備校業界から新規参入したばかりだったので)
そんなやり取りから生まれた、「鈴木鋭智の1行キャッチコピー」が
「考えるチカラを育む アイデアお兄さん」
お、お兄さんですか?!(苦笑)
でもたしかに、「先生」という立ち位置ではない。
自分で考えていたら、一生思いつかないキャッチコピーです。
ここまでイメージが固まった上で、伊勢丹メンズ館へGO!!
末廣さんのチョイスは
ザラッとした素材感のネイビーのジャケットに、白シャツのノーネクタイ。
これも自分では絶対選ばない服(笑)
でもここで自分の好みを出しちゃいけない。無になっておまかせした方がいい。
服装が完成したところで、写真も撮りました。
メディアに載る写真はなるべく自分でコントロールしたいタイプなので。
撮影はスタジオ☆ディーバの山口直也さん。以前のプロフィール写真を撮ってくれたカメラマンです。
ヘアメイクもつきます(輿石公美さん)。10歳若返ります。タイム風呂敷かぶせられた感じです。
そんなこんなで、何人ものプロの手を借りて完成したのが、こちら↓
最初、めっちゃ違和感あるんですよ。いままでと違いすぎて。
でも、見ていると・・・たしかに自分だ。いままで隠れていた顔だ。
プロフィール写真を作るのは
自分を再発見する作業でもあるようです。
<メルマガ【ミニマル思考カフェ】2021.3.31 Vol.0946>
【追記】
そんなイルサルト末廣徳司さんのプロデュースメソッドが本になりました!
「15000人のエリートを指導してわかった 装いの影響力」(末廣徳司・著 かんき出版)
なななんと、66ページに私も登場しています(笑)
上記の顛末を末廣さんの視点から語ってくれています。
うちの子たちも大騒ぎ。
「パパが本に載ってる!」
「ビジネス国語」によって職場の諸問題を解決する研修講師。
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされたのをきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢される。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーに。
その後、所属予備校が業界最大手から陥落し全国の校舎を閉鎖、自身もリストラされる怒涛の数年間を経験。意思疎通のエラーで混乱していく組織を詳細に観察し「ビジネス国語」を体系化する。独立後は社会人教育に転身し、大手企業の社員研修に多数登壇。受講者との軽妙なやり取りは「研修というより、めちゃくちゃ役に立つエンタメ」と評される。
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