中国で「塾禁止令」が出されたそうです。
「中国で「塾禁止令」、親や教育界に激震 背景にある大きな社会課題とは?」
高騰する教育費を下げたら、少子化に歯止めがかかるだろう
という目論見だとか。
おかげで塾が非営利組織にされてしまったという、恐ろしい事態となっています。
でも、私が注目したのは「塾業界事情」ではなく、
中国の「上に政策あれば、下に対策あり」というサバイバル精神ですね。
書店を装って「本を買うとオンライン授業がついてくる」という脱法塾がすでにあるんだとか。
(オーストラリアに「◯◯Hotel」という名の飲み屋が多いのは禁酒法時代にホテルを装って酒を出していた名残だという話を思い出しました)
「状況が変わった。もうダメだ」ではなく
「状況が変わった。補助金くれ」でもなく、
「状況が変わった。抜け道を探そう」
この辺の精神は、日本人も見習っていいんじゃないかと思います。
<メルマガ【ミニマル思考カフェ】2021.8.31 Vol.1099>
「ビジネス国語」によって職場の諸問題を解決する研修講師。
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされたのをきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢される。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーに。
その後、所属予備校が業界最大手から陥落し全国の校舎を閉鎖、自身もリストラされる怒涛の数年間を経験。意思疎通のエラーで混乱していく組織を詳細に観察し「ビジネス国語」を体系化する。独立後は社会人教育に転身し、大手企業の社員研修に多数登壇。受講者との軽妙なやり取りは「研修というより、めちゃくちゃ役に立つエンタメ」と評される。
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