ちょっとミスったなあ。。。(苦笑)
研修のときのワークで
担当業務の問題点を挙げて、原因について仮説を2つ立てた上で解決策を考える
というのをやりました。
そのときのワークシートはこうでした。
表の中の[問題提起]の部分を2つに分割して
[現状(事実)]と[問題の重要性]としたんですね。
私の意図としては、
[現状(事実)]の欄に「不良品率が何%」みたいな困りごとを書いて
[問題の重要性]の欄に「会社の利益を何億円損ねている」という全体に占める比重を書いてほしかったんですよ。
口頭でもそう説明しました。
でも、蓋を開けてみると
[現状(事実)]の欄には「近年◯◯の市場が拡大している」という背景を書いて
[問題の重要性]の欄に「不良品率が何%」と。
もちろん、「担当業務ばかり見ていて事業全体を見渡せていない」と受講者のせいにすることもできますが(笑)、
だからこそ、演習でその視点に気付けるように
ワークシートの書式をもっと工夫できたよなあ。。。
何度もやっているような問題なら「自分で考えろ」といえますが、
初めて聞くような考え方やノウハウの場合、
演習のワークシート上の指示に従っていくと「考えるよう仕向けられる」
という方式が効果的かもしれません。
はい、次はもっと上手くやります。
<メルマガ【ミニマル思考カフェ】2021.8.6 Vol.1074>
「ビジネス国語」によって職場の諸問題を解決する研修講師。
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされたのをきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢される。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーに。
その後、所属予備校が業界最大手から陥落し全国の校舎を閉鎖、自身もリストラされる怒涛の数年間を経験。意思疎通のエラーで混乱していく組織を詳細に観察し「ビジネス国語」を体系化する。独立後は社会人教育に転身し、大手企業の社員研修に多数登壇。受講者との軽妙なやり取りは「研修というより、めちゃくちゃ役に立つエンタメ」と評される。
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