先日の大規模オンライン講習会、
商業科と工業科の高校生250人が対象でした。
すると質問の中には
「やっぱり日本は学歴社会なんでしょうか? MARCHとかの有名大学を出てないとダメですか?」
「コネって大事ですか? 私にはコネが何もないんですが」
「富裕層になるにはどんな仕事に就けばいいですか?
なんていうのもよく来ます。
大学を出ればいいってもんじゃないことを
高校生たちもよくわかっているようで。
あるいは日本が階級社会になりつつあることを
敏感に感じ取っているのかもしれません。
私の答えは「コネを自力で作ろう!」です。
「私にはコネがない」というのは親のコネとかをイメージしているんでしょうが、
コネは自分で作るものですよね。
たとえば、
セミナーを主催する会社にインターンやアルバイトで潜り込むという手があります。
経営者や各分野の第一人者みたいな人が
講師としても受講者としても集まってきます。
そこで受付から弁当出しまで雑用をこなす。雑用のプロになる。
気に入られたら、大人たちの会話に混ぜてもらえます。
ビジネスのこと、キャリアのこと、お金のことなど、学校では教えてくれないことをたくさん学べます。
(そのまえに、高額料金のセミナー内容をタダで聞けるってすごいことです)
そこからの紹介、また紹介・・・とつながっていくのが本当の「コネクション」というやつです。
という回答をしておきました。
もしかしたら小論文より役に立つ話だったかもしれない(笑)
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合同会社ロジカルライティング研究室 代表
ベストセラー参考書「小論文のオキテ55」シリーズ著者
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされた敗北感をきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢され、NHKの教育バラエティ「テストの花道」にも出演。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーとなる。
現在は社会人教育に転身し、製造、IT、建設、エネルギー業界を中心に大手企業60社以上の社員教育に携わる。「受講した翌日、契約が取れた」「険悪だったリームの雰囲気が変わった」など即効性のあるノウハウが支持される。
「世のつまらねえ研修を撲滅し、楽しく学べて役に立つ魔法に変える」がモットー。