東京オリンピックのアーチェリーで
青森市出身の古川高晴選手が銅メダル2個の大活躍!!
こんな記事が出ています↓
スポーツ報知「津軽のロビンフッド・古川高晴、70メートル先の“リンゴ大”10点の的射ぬいて銅 3年後のパリ目指す」
10点の的がリンゴの大きさ・・・って、青森に結びつける無理矢理感は置いといて、
(ちなみに青森市民の大半はリンゴの木を見たことがありません)
ロビンフッドって誰だっけ?
調べてみました。
弓の名手の盗賊だそうで。
古川選手、近畿大学の職員なので盗賊とはちょっと隔たりが・・・
リンゴに引っ掛けるなら、ウィリアム・テルという人もいましたね。
こちらはスイス独立の物語に登場する英雄です。
盗賊よりこっちの方がよくない?
日本人なんだから、那須与一でもいいじゃないか。
「息子の頭の上のリンゴ」を射抜いたウィリアム・テル、
「揺れる船の上の扇」を射落とした那須与一。
この2人はモノのエピソードがあるので、腕前がわかりやすい。
でもロビン・フッドの弓の腕前って、具体的にはわからないんですよね。
(実績を目に見える事実で表現するって大事です)
腕前不明で、しかも盗賊。
ますます古川選手をロビン・フッドに例える必然性がわかりません(笑)
しかも「津軽の」です。
青森県の西半分、旧津軽藩の地域。
なおさら下野国の那須地方を治めていた那須与一と並べるべきだと思うんですが。
ところで、「津軽のロビンフッド」って誰が言い出したのかと思ったら、
出てくる記事はすべてスポーツ報知が発信元でした。
世間で広く呼ばれている愛称でもないんですね。
スポーツ新聞の記者がノリでつけただけのようです。
古川選手自身は何と呼ばれたいんでしょう???
<メルマガ【ミニマル思考カフェ】2021.8.1 Vol.1069>
「ビジネス国語」によって職場の諸問題を解決する研修講師。
就職試験の論文をほぼ白紙で提出し3社連続で落とされたのをきっかけに論文試験の攻略法を研究。誰でも書ける独自のメソッドを開発した結果、大手大学受験予備校の小論文講師に抜擢される。参考書「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」はシリーズ累計25万部のベストセラーに。
その後、所属予備校が業界最大手から陥落し全国の校舎を閉鎖、自身もリストラされる怒涛の数年間を経験。意思疎通のエラーで混乱していく組織を詳細に観察し「ビジネス国語」を体系化する。独立後は社会人教育に転身し、大手企業の社員研修に多数登壇。受講者との軽妙なやり取りは「研修というより、めちゃくちゃ役に立つエンタメ」と評される。
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